「話すことに自信がないと口の動きが小さくなり余計に伝わらなくなる、という悪循環を断つ」

音のバリエーションを生み出し、
言葉を形成している、口、ですが、

それは聞き手には
どう見えているのか、考えていきます。

一番初歩的なことなのですが、

人間の表情を絵にしようとした時、
最も感情を表しやすいのが、口であることは、
間違いないでしょう。

シンプルな絵文字のニコニコマークでは、
目は点だけでも、

口が「U」や「V」の形なら、
この顔は笑っているな、と伝えることが可能です。

逆にへの字であれば、
怒っている、頑固、とっつきにくい、など、

歓迎されていない雰囲気を感じ取ることができます。

 

相手が心地よく感じる口の形

話し方教室などでよく指導される、
「口角を上げる」というのは、

つまり、
ウェルカムな状態であること、

お話ししましょう、と、
「相手を歓迎する意志を表す顔になれ」

ということだと思います。

また、口角が上がると、
自然に頬が膨らみ、表情が柔和になります。

そしてそれが結果的に、
良い顔、美しい顔と評されるわけですね。

黄金比の例を出すまでもなく、

美の基本は、
まず、違和感がなく、心地いいこと。

相手が心地いいと感じる顔になるために、
口角は上がっていたほうがいい、

ということです。

 

歯が出ている人

次に、
歯はどの程度見せるべきか、についてです。

上顎、前歯が前へ出ている人、
俗に、出っ歯といわれる人は、

よくしゃべる、

それに対して、
口全体が奥に引っ込んでいたり、
歯並びが悪い人は、

あまりしゃべらない、というイメージはありますよね。

このイメージを
根拠なし、と簡単には否定出来ないのは、

前歯が出ている形状は、

おしゃべりをするには機能的で、
しゃべること自体に自信を持ち、
積極的な性格になりやすい。

前歯が出ていることのコンプレックスを、
自分のキャラとして受け入れ、克服してしまった人に見られるケースです。

 

歯にコンプレックスがある人

いっぽう、

口が引っ込んでいたり、
歯並びが悪かったりすると、

滑舌が悪くなったり、
口を開くことのコンプレックスなどから、
口が重くなりがちになったりします。

恥ずかしさを感じると、
人は口を押さえることからもわかるように、

自信のなさ、
とまどい、
恥ずかしさ、などが口に表れるのですね。

そして、
以前も書きましたが、

話の内容が伝わりにくい人は、
口の動き方自体が見えにくい、という要素を抱えていることが多いものです。

「話がわかりやすい人」の最大の共通点

聞き手は、
口の動きに「情報」を見いだしているからなのです。

ですから、
話の要所では、聞き手にしっかり口の動きを見せてあげる、

そのぐらいの口の見せ方が大事。

それに対して、

自分に自信がなくて、
口の動きが小さくなると、

ますます話が伝わりにくくなる、という悪循環に陥ってしまいます。

 

口の見せ方のトレーニング

そういうことを防ぐ意味からも、
口の見せ方を意識した表情筋トレーニングが必要です。

割り箸を口で挟んで話すようなトレーニングも
よく紹介されていたりしますが、

私は、
結局は「上唇の柔らかさ」の問題なのではないか、

と思っています。
(現時点では・・)

上唇を鼻にくっつけてひょっとこ顔になり、
その口を左右に動かして、上唇の柔軟性を高めたところで、

白い歯が
少しこぼれるぐらいの笑顔になってみてください。

上唇が柔らかいと
自然と口角も上がり、頬も膨らみます。

すると結果的に、

滑舌がよくなり、
音の歯切れが、シャッキリしてきます。

 

口の歪みを直すと、発音が良くなる

また同時に、
「話す時の口の歪み」は、
出来る限り、矯正したほうがいいと思います。

冒頭にも述べましたが、

均整がとれている→違和感がない→歓迎される、
わけであり、

歪みは、
それとは違うなんらかの情報を相手に与えてしまいます。

話しているときに口が歪んだら、
なにか不満があるのかな?

と受け取られがちなのは、
よくあることですよね。

それだけでなく、
口の歪みは、そのまま、癖のある発音を引き起こします。

歪みは個性であり、味わいにも通ずるのですが、

違和感のない美しさを目指すのであれば、
話す時の口の歪みは直したほうがいいと思います・・・

 

(この記事は、有料メルマガからの抜粋です)
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