ハキハキとした明瞭な話し方になるための顔のエクササイズ


「だらしない話し方は、だらしない顔に表れている」

副島愛(販売員)
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もっとハキハキ話しなさいって、よく親に言われていました~
「ハキハキ」させるポイントは、「乾いた音」と、明瞭な音の変化ですよ。
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

滑舌を良くし、
ハキハキと明瞭な話し方になるための、

日常のエクササイズをご紹介します。

滑舌が悪かったり、
発音に歯切れがなく、だらしない話し方になるのは、

顔の筋肉が
しっかり動ききっていないことが原因です。

知らず知らずのうちに、
筋肉の動かし方が、横着になっているのですね。

普段から、
可動域を大きく、大胆に動かすことを
心がけたいものです。

副島愛(販売員)
副島愛(販売員)
ハキハキしている人の表情が良いのも、大きく筋肉が動いているからなんですね~
◆この記事の著者がビデオ通話で個別指導、ご相談は1回から承ります。
◆すぐに変化が実感できた。受講体験者の感想はこちら

ペットボトルを使った運動は表情筋が筋肉痛になるほど

口回りの筋肉を鍛えるエクササイズ、まず一般的に言われているものをご紹介しましょう。
くまちゃんアナウンサー
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表情筋、特に口周辺のトレーニングとしては、

空のペットボトルをくわえて
動かす運動が有効です。

歯で噛むのではなく、
ペットボトルの飲み口を、上唇と下唇で挟み、

空気を吸い込むだけではなく、
くわえながら口を左右に動かす動きを繰り返します。

初めは、
1分続けただけで筋肉痛になるぐらい、
普段使わない筋肉が使われていることがわかります。

頬やアゴの肉が引き締まり、
小顔効果もあると言われています。

副島愛(販売員)
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こういう器具、通販でも売られていますから、やっぱりこれはいいんでしょうね!

割り箸を口にはさむと口角があがり、発音が明るくなる

一般的に言われるエクササイズをもうひとつご紹介しますね。
くまちゃんアナウンサー
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また、滑舌に有効と言われるエクササイズとしては、
割り箸をくわえながら話す練習が有名です。

なぜそれがエクササイズになるのかというと、

箸をくわえることで
口角が上がった状態が固定され、

それに逆らって
舌と唇を動かすことで、

発音時に使われる筋肉が鍛えられる、
というわけです。

滑舌の大リーグボール養成ギプス、
とも言えますね。

また、

口角を上げた状態での発音は、
音を明るくするという結果も伴います。

口がいつもへの字型になっている人は、
明るい性格でも、音声が暗いんですよね。

割り箸運動は、
暗い声の改善にも一役買うものと考えられます。

その他、当サイトオリジナルの練習法についてはこちら↓

顔・体の歪みを矯正し「発音を綺麗にする」ためのエクササイズ
『おすすめ』発音が甘いと感じる時にやってみるといい舌のエクササイズ

副島愛(販売員)
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発音を綺麗にするエクササイズの時に、口の動きの小ささを実感しました。割り箸運動をすると、口が大きく動くようになりますね!

「ハキハキ」のポイントは、「大胆な音の変化」と「乾いた音」

割り箸をくわえた時の口の大きさが自分の標準、ぐらいにまでなるといいですね。
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

上のリンクのエクササイズをお勧めしているのですが、
タイトルが良いせいか、なぜかこのページばかりが閲覧される傾向のようですので、

このページの記事も少し補強しておきますね。
(20180403加筆)

割り箸を口にはさんだりして顔が覚えた「口角を上げる」その感覚で、
発音練習をしてみましょう。

おすすめのひとつは、
「オエ」の口の形の変化を意識することです。

「オ」の時には、
鼻の下を思いっきり伸ばすようにして、
できるだけ前のほうで音を出すような意識をしてください。

いっぽう「エ」の時には、
口角を上げつつ前歯をむき出しにするような感じで。
頬の筋肉が膨らむのを意識してください。

「オエ」と変化させることで、
口の形の前後の変化の可動域を大きくすることができますし、

日本人が比較的苦手だと言われる「エ段」の音を、
前歯を出すことで、明るく軽やかにすることができます。

「オエ」の動き以外でも、
前歯が出るほどの発音は、音を乾燥した性質にしますから、

ア段、イ段、エ段の発音や、
前歯が調音点になる、サ行、「ツ」の音などに日ごろから注意するといいと思いますよ。

副島愛(販売員)
副島愛(販売員)
話す時に恥ずかしさがあって、つい前歯が隠れるような口の動きになってしまっていました・・

話し方で顔が変わる

前歯が出ない音は曇った湿度の高い音になります。発音に性格が表れる、とはまさにそういったことなんですよね。
くまちゃんアナウンサー
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顔の筋肉が、
話し方に影響する、

ということは、

話し方次第で、
顔が変わる、

ということでもあります。

例えば、
アメリカで英語を話し続けている日本人は、

どこか、
アメリカ人のような顔立ちになってくるものです。

おそらくそれは、

英語でのコミュニケーションにおいて、
表情の重要度が高いため、

ということもあるでしょうし、

高低のアクセントより、
強弱のアクセントを付ける言語であるため、

日本語を話す人より、
顔の筋肉を力強く大胆に動かしているから、

でもあると思います。

これも読んでみて!  話す時の「口の見せ方」

日本人の顔がのっぺりと平坦だと言われるのは、
顔の筋肉を大きく動かさなくても、

高低のアクセントで、
言葉の意味の違いを伝えることができるという、

日本語の特性に由来している、
とも言えるかもしれませんね。

副島愛(販売員)
副島愛(販売員)
高低を使って歌うように話す、というお話は伺いましたが、「ハキハキ」のためには大胆な動きも大事なんですね。

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大は小を兼ねるといいますが、大きな口の動きで余裕のある話し方ができたほうが、何かと自分のためになると思いますね。
くまちゃんアナウンサー
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