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「強調したいポイントが埋もれていないか?」

人間の「長所と欠点は表裏一体」ですよね。

それは
話し方にも言えること。

せっかくの特徴を、
長所として成立させるか、
欠点にしてしまうか。

大事なのは、

その要素を、
きちんと「魅力として表現できているか」どうか、

ではないでしょうか。

魅力として表現される、というのは、

いいところが効果的に表れる、
あるいは、意図的に表す、ということです。

話し方というジャンルのうちで、
特徴が表れやすいのが、
最終的に発せられた音声の要素であることは疑いようがありませんから、

その音声表現において、
上手にメリハリをつけることは、
話し方を手っ取り早く魅力的にする一番の近道と言えるでしょう。

前回は、
高低にメリハリをつける、という話をしました。

前回記事はこちら。
そして今回は、強弱についてです。

自分の話し方は、自分が思っているより、暗い

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強弱のメリハリを操ると、日本人離れした表現力が身につく

話し方の演出として、
意図的に強弱をつけることは簡単ではありませんが、

イメージとしては、役者さんの演技で、

ずっと同じテンションで叫びっぱなしの人と、
たまに、ささやくような演技ができる人、

の違いを思い描いてみるといいかもしれません。

叫ぶような話し方は、
元気や威勢のよさ、あるいは恫喝、恐怖などを伝えるものですが、

例えば、
同じ恫喝の演技でも、

バカヤロー、コノヤロー、と
叫びっぱなしの恫喝よりも、

たまに
小声でささやかれるような脅しのほうが、
恐いと思いませんか?

メリハリをつける、
というのは、そういうことです。

日本語会話においては、
元来、強弱のメリハリは少ないものです。

外国人が、日本人の話し方で受ける印象は、
とても平らな感じ、なんだそうです。

これが日本語の特性ですから、
平らな感じ=悪い、というわけではありませんが、

だからこそ、
意識的に強弱にメリハリをつけると、
それこそ日本人ばなれした表現力を手に入れることになるわけですね。

 

強弱のメリハリによる表現を身につける方法

そんな強弱のメリハリを身につけるためには
手始めに、

「ずっと張り過ぎ」「ずっと弱すぎ」に気をつけてみてはいかがでしょうか。

声を張りすぎる傾向がある人は、
意識して弱く、柔らかくする時間帯を設ける。

逆に声が小さい、発声が弱い人は、
ある単語やフレーズだけは強く言ってみよう、と

意識するといいと思います。

こうすることで、
聞き手も疲れませんし、

声を張った話と、柔らかい話し方が、
相乗効果で、話し手の魅力を演出してくれます。

そしてなにより、

大事なこと、伝えたいことが際立って、
効果的に伝わる、という利点があります。

強弱によるメリハリ、というのは、
音声による強調、という側面もあるのですね。

張りっぱなしでは、ほんとうに強調したい話が埋もれてしまいますし、
ずーっと弱いばかりの話し方では、言うに及ばずです。

上記の恫喝の演技の例で言えば、

ささやきが、むしろ強調となっているわけですから、
一番伝えたい大事なことは叫べばいい、という単純な問題ではないわけですね。

何から何まで変える必要はありません。
自分の話し方の一部をそうしてみよう、とすることが大事です。

ちなみに声を張りすぎる人は
自分の声が聞こえにくいという傾向、
つまり、耳の問題もあるようです。

いずれにしても、
自分の話し方の特徴を、
客観的に把握していることが、必要だと思います。

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