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話す時のストレスを減らす方法

質問を促す言葉

ですから、
話に困ったら、

質問をしてもらったらいいのです。

ただし、

「何か質問はありませんか?」
と漠然と呼びかけても、

なかなか質問の声はあがりません。

学校の授業、
プレゼンの後、
講演などで、

質問を受け付ける様子は
しばしば見受けられますが、

質問するのが仕事である
記者のように、

よほど意欲の高い聞き手がいなければ、
向こうから質問してくることは、少ないですよね。

想像してみてください。

向こうにも、
話し始めるストレスがあるのです。

的外れな質問だったらどうしよう、
相手に失礼だったら、
他の人に聞かれたくない・・

などなど。

だからこそ、
質問が誘発されるよう、話し手が促す必要があります。

聞き手が聞きたがるであろうテーマを、
想像して、
関心をくすぐったり、

質問の焦点を絞りやすいよう、
具体的に呼びかけたり。

例えば、

「○○については、説明が不十分だったかもしれませんが、
わかりましたか?」

とか、

「私が受ける質問で一番多いのは、○○についてですが・・」
「私が理解に苦労したのは、○○のところで・・」
「テストに出やすいのは、○○・・」
「この○○というテーマあたりは、掘り下げると面白い・・」
「今後世界的に注目されていくのが、○○の分野だと思うのですが・・」

など、

ここでは授業や講演を念頭に、
質問の募り方を想像してみましたが、

要は、

本当はもっと聞き手が知りたがるはず、とか、
聞き手にとって、意義があるはず、

という想像力をもって、
質問を促すと良い、

ということです。

これ以外のシチュエーションでも、
応用は利くと思います。

と、
ここまでの話を聞いて、

あれ?

と思ったかもしれません。

そんなふうに質問を促せるなら、
自分で話せちゃえるよね?

ということです。

仰るとおり。

聞き手が聞きたがる話を、
自在に続けられる、話し上手な人は、

質問を募って、
それに答える、という過程を、

始めから自分でやっちゃうことができるんですね。

なぜなら、

質問を受け付けなくても、

そもそも、
自分に質問するような話し方をしているからです。

「○○というようなケースでは、
どう対処すべきか?」

など、

1行で言えるような「?」付きの問いを、
構成の段階で考えておいたり、

あるいは、
話しながら思いついたり。

そして、

自分への問いに答え続けるという
話し方をすることによって、

話題に事欠かず、

なおかつ、
そのときの「言葉の力」が強くなり、

聞き手の関心も高く維持できますから、

話が早く終わってしまうなんて、皆無なんです。

このメルマガで、
過去に記事にしたことがあると思いますが、

質問に答える時の話し方は、
自分の中から、
最適な言葉をその都度、発見しようとするような話し方になり、

言葉の力が強いんですね。

この点については
また機会がありましたらお話しますし、

過去記事を探して頂ければ幸いです。

 

これが「話し上手のプラス連鎖」だ!

しかも、
こういう話し方は、

話題の源が、
聞き手目線から生まれているという長所もあります。

聞き手が聞きたいであろう話を、
自分への質問として設定し、
それに答え続ける話し方だからこそ、

聞き手の満足度が高いのです。

しかも、

聴衆が聞きたい内容を
聴衆の身になって考えているからこそ、

話す意欲も高くなります。

何故かと言うと、

それを聞いた聴衆は、
どう思うだろうか、喜んでくれるだろうかと、

「プラスの結果をイメージする」
ことにつながるから、

なんですね。

だから、
話が上手なんです。

話し上手な人が、

相手が欲しがる情報をわかりやすく伝え、
なおかつ魅力的になれたり、と

何から何までうまくいくのは、

こういう「プラスの連鎖」が働いているから、
だと思います。

そして、
今、自分は話がうまくない、
と考える人にとっても、

これら、
話し上手の連鎖は、

取り入れる事が可能ですし、
応用してみる価値はあると思います。

 

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