「自分らしい個性的な切り口」の話をするために(後編)
自分らしさとは、切り口のこと



そして、
その点を大胆に結論付けるならば、
話し続けられない切り口で、説明するな、
「自分の話っぽい」切り口を持て、
ということです。
つまり、
自分の話の本旨が、
なんらかの歴史っぽいことや、
昔の人情っぽいことであったら、
江戸時代のエピソードも有効でしょうし、
自分の得意分野が、
テレビとかタレントの話で、
このあとも、それで盛り上がっていく筋であれば、
○○ちゃんのワードを出してもいいでしょう。
説明の切り口など、
やり方の可能性は無限にあるのです。
なにも、
その後に続かない情報を、
わざわざ出して説明する必要はないのですね。
その情報が、
話に直結していなくてもいいのですが、
大事なのは、
話し手である自分に直結していること。
話の筋との関係が希薄でも、
その情報の選択が、自分らしいことが大事なんです。

自分らしい切り口とは、情報の選択眼のこと

そしてそれが、
相手に届いて受け入れられることも、もちろん必要なのですが、
理解できなくても、
なんとなく面白い、という領域もありますので、
そこはもう、
さらなる、センスの問題になっていきます。
そうして、
自分が言うべき言葉、
自分が語るべき話題、
情報や言葉の選択眼が、磨かれていくわけですね。
自分自分自分自分・・
自分らしさなどという言葉を
連発していますと、
「自分のことばかりで、嫌味」
と感じるかも知れませんが、
全ての、あらゆる人間が、
自分のフィルターのみを通して、
知覚し、考え、
そして、
言葉を選んで、表現しています。
概念的には、
他人の気持ちになって考えることも可能ですが、
それですら、
他人の気持ちになってみた自分、
ということですよね。
ならば、
自分らしさを否定するよりも、
嫌らしくなくて面白い、
自分らしさを追求するほうが、
スマートだと思いませんか?

情報の選択眼、センスを磨くには

そのために、
自分が言うべき言葉を知る、
言葉・情報の選択眼のセンスを磨くこと。
日常会話の中でも、
トライできることは、たくさんあると思います。
ポイントは、
ちょっと苦労して選択してみること、
そして、なんとなく話していたことを、
意識して変えて、やってみることです。
意識的にやることが、
話し方のみならず、
生き方全般にとって、大事だと思います。


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