面接での受け答えを魅力的に見せる方法
自分の活動を人に話せるようにストーリーにまとめておくこと
面接で
自分が聞いて欲しい質問を呼びこむ、
履歴書の書き方、
について考えてみました。
面接官が思わず聞きたくなるような「ストーリー」が、
履歴書に仕込まれていれば、
面接での受け答えが、
自分にとって、とても有利に、快適なものになるのですね。
その「ストーリー」とは、
自分が履歴書に書く項目ひとつひとつにおいて、
常日頃から、
「テーマ」を持って行動し、考えを深め、
そのことを、
いつでも人に話せるように、まとめたもののこと。
例えば、
体育会系の部活動をしていたとして、
バレーボール部所属(ユニバーシアード出場)
などと書いてあるのと、
バレーボール部所属
(セッターとして、
味方を活かすパスの出し方、相手ブロックの裏をかく方法を追求。)
などとあるのとでは、
面接官の、その人への興味の湧き方が、
まったく違ってくると、
思いませんか?
ユニバーシアードが
なんのアドバンテージにもならない、
とは言いませんが、
後者のほうが、
「社会人として普遍的な魅力、能力を持っている人」
のような気がします。
アナウンサーになってからも、
味方の共演者に、
素晴らしい言葉のパスを、
出してくれそうな、気がしますよね。
自分がやっている活動を突き詰めなければ、ストーリーは生まれない
ですから、
履歴書を書かなくてはならないその時になって、
自分を見つめることも、
もちろん必要なのですが、
できれば、
将来、履歴書に書くべき項目を、
まだ現役でやっているうちに、
今、自分がやっている活動において、
自分は何を、突き詰めようとしているのか?
考えながら、生きること。
また、
現役の活動を終えた後であれば、
自分のやってきた活動には、
どういう意味があったのか?
きちんと振り返って、テーマにまとめ、
ストーリーを作ること。
そうしておけば、
質問されて困ることなど何もありませんし、
自分が情熱を注いだテーマですから、
質問されたら、
待ってましたとばかりに、
熱弁をふるうことができるのです。
語る時の「熱量」こそ、その人の魅力
実は、このような、
「話すときの熱」こそ、
その人が魅力的に見える瞬間
なんですね。
自分のやってきたことを、
テーマでまとめ、ストーリーを作っておくことは、
面接で欲しい質問を呼びこむだけでなく、
自分の受け答えを、
魅力的に演出してくれる、
最高の準備になるはずです。
逆に、
行き当たりばったりの受け答えの人が、
人生をかけて「テーマ」を設定し
これだけ周到な「ストーリー」を作って準備をした人に、
勝てると思いますか?
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