「相手の目をどのぐらい見ればいいか?」

話す時、
どの程度、人と目を合わせたらいいか。

誰もが一度は
考えたことがあるのではないでしょうか。

友達同士なら
そんなことを思う必要もないのでしょうが、

やはり、

初対面の相手、
慣れない相手、
気を使う相手との、

一対一での場面では、

失礼にならないように、
と考えるのと同時に、

自分のことを悪く思われたくない気持ち、

そして、
相手への恐怖心などから、

自分の目をどうすればいいか、
迷うこともあると思います。

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目から心理を読み取られるので、目を合わせられない

目は心の窓。

巧みな言葉や身振り手振り、口の動きで、
表面的な印象を良くすることは可能ですが、

目の奥に潜む、
その人の「本質的な何か」は、

伝わってしまうものです。

そして、

自分の内面を見られるのが恥ずかしいと思えば、
人はその心の窓を閉じようとします。

対面していても目を合わせられない状態ですね。

また、

本質的な何かを知られたくない人は、

目を合わせないどころか、
サングラスなどで目を隠すのでしょうが、

そうすると外見の不自然さが際立ってしまうため、

もっと本格的に自分を隠したい人は、
あえて目はしっかり見開きつつも、

目を見られている弱みを、
言葉や所作などで補おうとするものです。

さらに巧みに嘘をつける人は、

それを本当だと自分に信じこませる、
精神的なコントロールで、

自分の本質が目に表れないようにする技術を
身につけているのかもしれませんし、

さらにそれを、
見破ろうとする相手もいるでしょう。

目から情報を得ようとする攻防は、
熾烈なのですね。

スポーツなどの競技を思い浮かべれば、
わかりやすいと思います。

 

相手の目を見過ぎるのは失礼にもなりかねない

また見方を変えると、

目は、
相手の目を探って洞察する武器でもありますから、

場合によっては、
相手に対する攻撃性を含んでいます。

人を見る、
というのは、

視覚の先にある、
自分の脳内での、さまざまな分析や想像とつながっています。

不躾に相手を見るのが、失礼に当たるのは、
そのためです。
弱点である相手の目を見るなら、なおさらです。

ですから、

ただ相手の目を見ればいいのか、
といえば、
一概にそういうわけではなく、

状況に応じて、
適度に目線を合わせること、

そして
適度に目線を切ること、

が必要です。

 

相手の目をきちんと見ている時は、自分の表情も活き活きしている

人の目を見ることが出来ない場合は
鼻から下あたりを見ればいい、

などと
指導されることがあります。

確かにこれは、
相手の目を見て話すことに慣れるため、

あるいは、
一時的にその場をやり過ごすためには、

効果があると思います。

ただし、

ぼんやり見ている状態が続くと
相手にバレるものですし、

なにより、
話している自分に「目の輝き」が生まれません。

本当に活き活きしている自分を
相手に見てもらうのであれば、

やはり、
きちんと相手の目を見ることができたほうがいいと思います。

そのうえで大事なのは、

上手に、
目線を切ること、

だと思います。

相手の目を見続けるのは、
相手にとっても負担となりますし、

「うまく目線を切ること」を考えれていれば、

意外に、
相手の目を見て話し始めることもできるものです。

 

(次の記事に続く)

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