滑舌を強化し、だらしない話し方を改善する

本記事は、アナウンサー歴36年で会得した話し方の技術を
「仕組み」として言語化したオリジナルコンテンツ
です。
応用すれば、あなたの話し方も変わります。

「調音点を強く弾く練習」

斉藤義男(経営者)
斉藤義男(経営者)

発音がグズグズしちゃうんですよ。

音を作っているポイントを意識するところから始めましょう。

くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

話し方には、
その人の性分が如実に現れてしまうものです。

ということは逆に、
話し方を変えてみようと努めれば、

より、なりたい自分に近づくことが可能なのですね。
侮れませんよ!

今回は、
だらしない印象を払拭し、快活な話し方になる方法です。

先日、
とある、グラビアアイドルのイメージビデオを観る機会があったのですが、
その容姿からは想像ができないほどの舌足らずで驚きました。

それと同時に
大変参考にもなりました。

舌足らず、という言葉がありますが、

発音に影響するほど舌が短い、ということは
医学的にはめったにないそうです。

多くの場合、
単純に舌の位置と使い方の問題なのです。

このアイドルは
話すたびに
べろんべろんと、
舌の先が唇の間から飛び出していて、

その話し方すべてに、
英語の[th]の発音が混じっているような印象でした。

むしろ、舌が長いのですね。
そしてその「すわり」が悪く、持て余しているのです。

この子がそんな話し方になってしまったのは、
おそらく、

アイドルを目指すような気性であるため、

自分を可愛く見せたい気持ち、
多くの人に愛されたい気持ち、
人に甘えたい気持ちが勝っているため、

知ってか知らずか、
発音を甘くしてしまっているのですね、

この子の場合はそれで成立しているわけですから、
無理に変える必要はないのかもしれませんが・・

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斉藤義男(経営者)
斉藤義男(経営者)

私はアイドルではないので、シャキッとさせたいです(笑)

綺麗な音が出る舌の位置があることを知る

人それぞれ、なりたい自分の理想像って違って当然ですよね。

くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

それはさておき、
だらしない話し方の原因について考えます。

よく、若者の話し方の真似をしたりする時、
口をだらしなく開けると、それっぽく聞こえるものですよね。

さらにだらしない話し方を強調するには、
舌の使い方の甘くすると、うまく真似することができます。

いっぽう、きれいな音でしゃべりたい、と思う人は
大抵、口を大きく開けようとパクパクやるのですが、

実は、舌をうまく使おうという意識があれば、
自然と口全体が動くようになるものです。

ですから、快活な話し方を目指したい人は、
話すときの舌の位置をチェックしてみることをお勧めします。

実は私自身、舌の位置が悪く、
発音が「滑りやすい」傾向がありますので、

舌の位置のチェックは欠かせません。

特に体のバランスを崩して、
顎関節症になり、それを治す過程で、舌の位置が定まらなくなってしまい、

寝ている時に口が開いていたり、
よだれが出てしまったりしていました。

そもそも人間の普段の舌の位置は、
上あごの硬口蓋に付いているもの、なんだそうです。

では、
正しい舌の位置のチェック法、

私のやっている簡単な方法をご紹介しますね。

舌の先を口の中の上部(上あご)に押し当てて
吸引力でコンッ、と音を鳴らすのです。

これだけ。
子供の頃、よくやりませんでしたか?

舌を巻く方法ではなく
舌の表面をべたりと上あご内部にくっつけるやり方です。

音は出せましたか?

いちばんいい音で鳴る場所を見つけてください。

そのコンッと音を出せたポイントを使って、

たちつてと、なにぬねの、らりるれろ・・

タ行、ダ行、ナ行、ラ行を発音してみましょう。

それがあなたにとって
きれいな発音のポイント(調音点)になるはずです。

不思議なことに、

特殊な口の使い方以外で、
口の中で「きれいな音が出せる部分」が決まっているものなのですね。

ちなみに
なぜタ行、ナ行、ラ行なのかというと、

それだけが、その部分を使う、
つまり硬口蓋を弾く音だからです。

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斉藤義男(経営者)
斉藤義男(経営者)

舌で弾く音って限られているんですね。

力強く、短時間で、ピンポイントで

舌で弾かなくても、微妙に舌を動かす必要があったりします。音によって違いますから、舌がどう動いているか、確認してみるのも面白いですよ。

くまちゃんアナウンサー
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さらに
そのなかで気づくことがあります

タ行、ナ行、ラ行のきれいな音は、

舌が、力強く、しかも比較的短い瞬間に、
上あご内部をピンポイントで弾いている、ということです。

そして
そうしようとすると
自然と口全体がシャープに動くようになります。

だらしなさとは対極にある、
快活な話し方です。

この口の使い方を覚えると
他の行の音の出し方も
コツがつかめるようになってきますよ。

練習法としては、
とにかく、先ほどの調音点に舌を力強く押し当て、

さらにグーっと押しながら、
ダッ!ナッ!ラッ!と発音すること。

大げさにやってください。

唇を大きくパクパク開閉するのではなく、

むしろ口の中をコンパクトにすると、
舌は強く弾けるようになります。

舌の弾きが伴わないうちに、
口を大きく開けようとするから、

滑舌が甘くなるのです。

これを繰り返しているうちに、
下あごの筋肉が、かなり動いていることに気づきます。

この練習で、

滑舌の筋肉強化と、
顎のラインをシャープにすることができているんです。

この練習を基礎として、
普段の生活での話し方や、

書籍や新聞などの記事を音読するときに、
タ行、ダ行、ナ行、ラ行を大げさに強く発音する訓練をしているうちに、

話し方の「キレ」がどんどん良くなってきます。

だらしない話し方から脱却するということは
人としての信用力が増す、ということです

簡単な一歩ですから
ぜひ一度、試してみてくださいね

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これをやってみると、自分の発音が全然シャープでなかったことがよくわかります・・

話し方は慣れ、習慣によるものですから、今の状態に気づきにくいものです。本当はどの位置でどのぐらいの弾きが必要なのかがわかれば、足らない度合いがわかりますよね。

くまちゃんアナウンサー
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© 話し方のコツ|心技体
著者:くまちゃんアナウンサー

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