「イメージが伝わる説明」のための例示と比較


人の説明を聞いて、聞き手がイライラしてしまう原因

中村悟志(エンジニア)
中村悟志(エンジニア)
説明シリーズ5回目の参加です、中村です。今回もよろしくお願いします!
説明シリーズは連続で5回、今回がひとまず最後になります。中村さんは皆勤賞ですね(笑)さてさっそくですが・・
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

人の説明を聞いていて、
聞き手がイライラしてしまう原因は、

第一に、話の方向性が見えないこと。

だからこそ、

説明において、最も大事なのは、
まず、大枠を固めること=最初に方向性を指し示すこと。

「結局はこういうこと」という話の方向性をざっくり示した後で、
細部を描写していくことで、
説明の効率が格段に違ってくるものです。

第二の原因は、イメージできないこと。

聞き手が「わかりにくい」と感じるのは、
この二点によることがほとんどです。

つまり、

説明下手による説明は、
具体的なイメージが湧かず、
結局何が言いたいかもわかりにくい、

ということです。

中村悟志(エンジニア)
中村悟志(エンジニア)
これは致命的ですね。この説明シリーズを読めばすぐに解決しそうですけどね!

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説明が上手い人は、「例え」と「比較」を多用している

だいぶ余裕が出てきましたね、中村さん(笑)
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

では、
わかりやすくイメージを伝えるには、
どうしたらよいのでしょうか?

答は簡単です。

イメージを最も効率的に伝える方法は、
「例え」と「比較」です。

「例え」と「比較」は、別個のものではなく、
ワンセットで機能します。

話し上手、説明上手と言われる人は、
間違いなく、「例え」と「比較」を多用しています。

具体的にはどういうことなのか、
話を進めます。

例えば、

サツキという植物のことを知らない人に対して、
サツキとはどういう植物なのか、教えるとしましょう。

どう説明しますか?

中村悟志(エンジニア)
中村悟志(エンジニア)
うーんと・・「誰のために何のために説明するのか×対象物」の方程式で正解を導いてしまうんでしたよね。

ディテールから話してしまう説明に、イライラする

そうですね。でも普通の人はたぶん、まずサツキのことをあれこれ考えると思うんですよね。
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

旧暦の皐月の頃に花が咲く。
街路樹や公園などでよく見かける。
盆栽としても古くから親しまれる。
ピンク~赤の花が多いが、
白いのもあれば、色が混ざっているものもあるし・・
花びらはだいたい5枚で・・

などなど、
ディテールを重ねていくことでも、
イメージはなんとか伝わるものですが、

かといって、
これではまるで、連想クイズのようですよね。

よほど、能動的にこちらの話を聞こうとしてくれている相手以外は、
苛立ちを覚えてしまうかもしれません。

中村悟志(エンジニア)
中村悟志(エンジニア)
例題がサツキなので、なんとなくわかっちゃうところもありますが、相手の知らないことに答えるのが説明ですから、実際はもっと難しくなりますよね。

「例え」と「比較」による説明の具体例

ではこれを今回のテーマ、「例え」と「比較」を利用して、私が説明してみますね。
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

サツキは、ツツジの仲間で、
違いはほとんどありません。

サツキはツツジと比べて、
花が咲くのが1ヶ月ほど遅かったり、
花が咲くときには既に葉っぱが出ていたり、というような特徴があるそうですが、
それも絶対に全部がそうであるとも言えないぐらいで、

サツキとツツジを区分するのは、
ほとんど慣習的な意味だけなんだそうですよ。

「例え」と「比較」の使い方の解説

私はこのように説明してみました。解説しますね。
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

まず、

サツキという植物を知らない人の為に、
ツツジという植物を例示しました。

サツキは知らなくても、
ツツジなら知っている可能性が極めて高いからです。

そのあとに、
サツキとツツジの違いを挙げて、比較していきます。

違いを知ることで、
サツキの詳細が明らかになっていくわけですね。

たったこれだけの説明で、

「なーんだ、サツキって、ほとんどツツジと一緒なのか~」
と満足してくれる人も多いと思います。

あとは、
相手が何を知りたがっているかによって、
細部の描写を重ねていくことになります。

このような、
「例え」と「比較」を行うときに、大事なのは、

何を例示するか、
ということ。

そして、最も注意すべきは、
誤解を与えないこと、

だと思います。

これも読んでみて!  「語るのが楽しくなる」話し方の技術(前編)

誤解を与えずに、
ドンピシャで言い得て妙な「例え」と「比較」ができるかが、

説明の質の違いに直結すると言っても過言ではないでしょう。

そしてそのドンピシャな例えをする時もやっぱり、
「大枠から固める」ことができる例を使うこと。

道を聞かれたときに、まず方向を指さすのと同様に、
その例を一言聞いただけで、

「ああ、そうか、ありがとう!」と礼を言って、
満足して立ち去ってもらえるような例示を目指したいところです。

中村悟志(エンジニア)
中村悟志(エンジニア)
説明では正解を先に言ってしまうこと、その正解を例示と比較にすればイメージまで想像できて、話が早い。こういうことですね!

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画像を思い描いてもらうことは、説明においては強力な作戦になります。これまでの話と含めて、ぜひ役立ててくださいね!中村さん、全5回、お疲れさまでした!
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー
中村悟志(エンジニア)
中村悟志(エンジニア)
すごく充実していました。ありがとうございました。また別の・・例えば、楽しませる話し方なども伺いに来ますね!
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