より多くの人に効果的に伝わって、できれば好きになってもらう話し方

Pocket

不特定多数の観衆を前に話す状況の分析

まず不特定多数の観衆の性質を分析してみますね。
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

多数と不特定多数の間にある違いは
何かと考えると、

多数はほぼ決まったメンバーであり、

不特定多数は、
入れ替わる可能性がある人々ということでしょう。

多数の人にとっては、
役割や責任、目的が定まっていて、
そこに居る意味が決まっている人たちであるのに対し、

不特定多数は、
そこに居る意味が、無い、あるいは弱いわけですね。

例えば、
野外ライブ会場で複数のミュージシャンが出演する場合、

あるミュージシャンのステージを、
見る!と決めた人と、

どっちでもいいけどとりあえずそこに居てみる、
という人が混在することでしょう。

この場合、
どっちでもいい人の数によって、
不特定の度合いが変わってきます。

また例えば、
駅などの公共の空間にステージが設けられ、

そこでサークルが出し物を披露する場合。

おそらく
サークル関係者と特定のファン以外は、

不特定多数ということになるでしょう。

不特定の度合いが高ければ高いほど、
聴衆がそのステージを見る目的意識が低くなります。

そんな、
目的意識の希薄な不特定多数の人々に、
いかに心に響く言葉を伝えるか。

これは相当難しい課題です。

ことは(アナウンサー就活生)
ことは(アナウンサー就活生)
だからこそ、やりがいのある仕事なんですよね。