アナウンサーになるために必要な「力」

血統や資格、特殊な経歴を除いて、

アナウンサーになるために、
「必要な力」

について、
要素ごとに述べていきたいと思います。

まずは、「常識力」について。

アナウンサーの仕事に対して、
放送局が最も恐れること、

それは「失態」です。

最悪なのは、

生放送で、
視聴者から苦情が来るような
不快感を与えてしまうこと。

つまり逆に言うと、

アナウンサーとして求められている人材は、
そういう可能性が低い人、

ということになります。

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失態を見せる可能性が低い=常識力が高い

ですから
いかに常識的な人物であるか、が、
筆記試験や面接で問われることになるわけですが、

そのときに、
どこを見られ、何で判断されているのでしょうか?

辞書のように、
断片的な知識をたくさん備えていることが、
求められている常識か、というと、

おそらくそうではないでしょう。

大事なのは、
「違和感なく、
言葉をつなげることができるポテンシャル」

なのだと思います。

筆記試験や面接は、

そのあとその会社で仕事をする時間から考えれば、
ごく一瞬の出来事です。

その一瞬で、
アナウンサーの適性が判断されてしまうわけですが、

その人の話し方を見れば、

わずかなその一瞬でも、
その判断材料を得ることは可能です。

アナウンサーの適性がある常識人は、

「常識的であり続ける仕組み」を
自分の中に備えています。

知らないことはきっと調べるだろうし、
わからないことは理解するまで探求するであろう、
そしてそれをスムーズに言葉に変換して表現できるであろう・・

そういう姿勢は、
話し方に表れるものです。

そういう仕組み、習慣を持っている人は、
話し方にも余裕がありますから、

面接のほんのわずかな時間でもわかりますし、

そうでない人は
きっと見破られます。

 

常識力とは、知っていることではない

「常識力」とは、
知っていること、それ自体ではなく、

ものごとを根本的に、体系的に、
理解しようとする姿勢であり、

同時に、

自分が発した言葉がどう受け取られるか、
人に与える影響を理解できる、客観性です。

それを自然に保つことができるのは、
その人の持っている性質、気質、能力そのものだと思います。

少なくとも、
局アナで採用される人材は、
こういう部分を持っていると思います。

局アナ採用された女子アナと話していると、
意外にみんな理屈っぽいのは、

どこか論理的で客観的なところがあるからでしょうね。

もちろんこういう常識力は、
基本として必要だという話で、

それ以外の魅力との兼ね合いで、
様々なタイプの人が採用される可能性はあります。

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