「聞き間違えられる発音をしていないか?」

聞き取りにくい。
よくトチる。
発音に癖がある。

 

こういう傾向を治したい人が
取り組むべき課題は、

・母音の変化を明瞭にすること
・子音を正確に出すこと

主にこの2点です。

前回は、
母音の変化について解説しました。
見逃した方は過去記事を御覧ください。

日本語を美しい発音で話すためには

今回は
子音の正確さについて解説していきます。

 

子音は、言葉の違いを作り出している

まず
母音と子音の役割について、理解していきましょう。

実は、大抵の会話は、
母音を聞いただけでわかってしまうものです。

 

例えば、
コーヒーカップを指さしながら、

子音を出さず、母音だけで
「オオイイ」
と言えば、

なんとなく
コーヒーのことを言っているんだな、と分かりますよね。

それだけ、
母音の変化は重要なのですが、

それに加えて、

子音は、
「言葉が正しく伝わる」という役割をになっています。

 

例えば、
上記の「オオイイ」も、

もしかしたら、
「おおきに」
ありがとうと言ったのかもしれませんからね。

別の言い方をすると、

子音は、
言葉の違いを作り出しているのです。

 

 

発音とは多くの場合「舌の動きではない」

そして、
その子音を発するために、

私達の口の中では、
実に微妙な操作が行われています。

滑舌という言葉があるように、
発音は舌で行うかのようなイメージがありますが、
実際に、舌を使って出す子音は、ごくわずか。

 

例えば、

カ行は、口の奥で息を破裂させることで。
サ行は、歯の隙間で
マ行は、唇で、

子音を出し分けています。

そして、
その子音を作り出している、
口の中の位置、ポイントが、

調音点と呼ばれます。

例えばラ行は、
口の中の上の硬い部分を舌で弾く、
その部分が調音点です。

そして調音点には、
正しい位置、平均的な位置があります。

 

調音点の違いによって、これだけの違いが出る

これは
各子音によって、それぞれポイントが違うことなのですが、

傾向としては、

音がこもって聞き取りにくい、
舌が長くてもつれるような感覚、
暗い、
早くしゃべることができない、などが気になる人の調音点は、

平均より、
口内の奥のほうを使っているのに対し、

音が滑って聞き取りにくい、
トチりやすい、
舌足らず、
軽い、
早口、などが気になる人の調音点は、

口内の前のほうを使っているものと思われます。

舌足らず、という表現がありますが、

それは
本当に舌が短いというよりも、

口の中の調音点が平均より前にあり過ぎて、
調音点を強くしっかり使えていないからなのです。

このような子音のメカニズムを
理解した上で、

自分の発音が気になるのであれば、
まずは
自分の調音点をチェックしてみましょう。

方法は、
同じ子音を、
調音点を変えて、出してみること。・・・

 

 

(この記事は、有料メルマガからの抜粋です)
この記事の続きを含む過去記事は、こちらから購入できます。