学生時代にやっておくべきアナウンスメント練習は

即戦力が求められがちな昨今ですから、
学生時代にある程度、アナウンスメントを固めておきたいと思うものですが、

かといって、
若いうちから色がつきすぎた人は採用しにくかったり、

あるいは、
その放送局の個性に合わないと判断されたりする、
可能性はあるかもしれません。

学生時代にアナウンスメントで自分の世界を確立し過ぎると、
アナウンサー就職の門を狭める恐れも・・

かといって、
面接で見劣りするのは、避けたいのも本音でしょう。

では、
どういうところを磨いておくべきでしょうか。

僕がポイントを挙げるなら、
この3点です。

 

・癖のない明瞭な発音

癖をつけないこと。
でも、発音は明瞭であるに越したことはありません。

アナウンサーという仕事においては、
発音に個性は必要ありませんので、

極限まで「普通の綺麗な発音」ができるように、
滑舌などの欠点の克服に力点を置くほうがいいと思います。

録音したものを自分で聞くことも効果的ですが、
できれば誰か他の人に指摘してもらうと良いと思います。

 

・表現力、その瞬発力

目の前のことや、概念的なこと、
とにかく、

伝えるべきことを、音で表すこと。
そしてそれが、より瞬時にできること。
さらにそれが、効果的に伝わること。

アナウンサー最大の仕事は、
「言葉を音にして言い表すこと」ですからね。

それができたうえで、
いかに伝わる話し方をするか、の勝負になるわけですから、
追求し始めたら、キリがない。

学生時代のみならず、
これは永遠のテーマになることだと思います。

このポイントを磨くには、
常に、もっといい表現を工夫する意識を持ち続けることです。

表現がうまい友達と話すのもいいでしょうし、
何より自分がそういう表現をすることに楽しみを見出すことが、
向上と持続の鍵になると思います。

 

・話をまとめる力

人が聞くに値する話に仕上げる能力、
とでも言いましょうか、

同じテーマで話しても、
聞く人が、ほほぅ、となる話ができるかどうか。

情報はそこらじゅうに転がっていますが、
それを「人が聞くに値する話」にするには、何が必要でしょうか?

それは「切り口」です。
情報を切り口で括って、話をまとめることです。

そういった話し方については、
当サイトでも数多く記事をあげていますので、参考になさってください。

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より「みんなに通ずる話し方」を追求すること

ひとつめの発音はともかく、

表現力とまとめる力は、
就職時のみならず、番組オーディションなどでも、問われる要素です。

個性的でありながら、
より多くの人が納得するような話ができると、
ポイントが高いと思います。

奇をてらい過ぎるのは、逆効果。

メディアは、
不特定多数のためのもの。

だからより「みんなに通ずる話し方」を追求するのが、
アナウンサーだ、

ということを、忘れないほうがいいと思います。

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◆アナウンサー熊谷章洋のプライベートブログ