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「自分の書いた原稿にとらわれて、話し言葉が、死んでいないか?」

人前で話すとき、
事前に、
話す内容を原稿に書き出すこともあると思います。

ところが、
自分の書いた原稿にとらわれてしまって、
自分の話し言葉が死んでいないでしょうか?

たとえ、自分が書いた文章でも、
ひとたび文字で書き著してしまうと、それは既に、書き言葉。

本番では、
それをさらに、話し言葉に変えながら話す、
という作業をしているわけですね。

 

原稿を読むだけでは、話に力(パワー)が備わらない

原稿にとらわれて、話し言葉に力が無くなるのは、
書き言葉と話し言葉では、
使う言葉自体も、その並びも違うため。

いっぽう、それが上手な人は、
書かれている文字に縛られず、

内容を一旦「脳に取り込んで理解する」という段階を経たのち、
話し言葉としてアウトプットしています。

テレビや講演などの有能な出演者は、
「話し言葉への変換とアウトプット」能力が優れている、といってもいいかもしれません。

文章で著すコミュニケーションと、おしゃべりによるコミュニケーションでは、

言葉をアウトプットする、頭の中の「回路」

が違います。

ここ、ポイント

話すのが苦手という人は、頭の中には優れた知恵や知識が詰まっているため、
つい、それを

音で表現することを甘く見てしまっているのではありませんか?

ですから本当は、
「脳内のイメージを音声にしてアウトプットする」ということにも、
トレーニングが必要なのですが

それを意識的に磨いている人は、
かなり少ないと思います。

そして、トレーニングしなくても本能的にそれができる人が、
話が上手、などと評されるのですが、

実は
トレーニングやその他の工夫で、上達できることでもあるのです。

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