話のまとめ方を「直感的にイメージ」する方法
「仕組み」として言語化したオリジナルコンテンツです。
応用すれば、あなたの話し方も変わります。
「結局、この話はどうなればいいのか?」

前回の、心の中の主語という考え方、興味深かったです。

説明をする時や、
体験談を面白く人に語って聞かせる時など、
きちんとまとめて話したいと、
誰しも思うことでしょう。
そして、
それをするためには、
話す前に
構成を考えるべき、
という意識はあると思います。
これまでも当ウェブサイトで、
話す直前に瞬間的に構成をイメージする方法などについて、
いくつか記事を書いてきましたし、
それらの記事は今でも多くのアクセスを得ていますから、
きっと、
その部分に悩んでいる人は多いと思います。
「急に話をしなくてはいけない時」、話す前にまず考えるべきこと、楽に話すコツ
おそらくその部分の悩みというのは、
自分の話し方の失敗を、
現実に感じてしまうことがあるから、
切実なのでしょう。
・話がとっ散らかる
・何を話しているのかわからなくなる
・結論、オチがない
・話すべきことがわからない
・自分の頭の中をうまく表現できない
など。
話し方の悩みの大部分は、
うまくまとめられないことから生じています。
そしてそれができないと、
その場で屈辱や恥ずかしさを感じてしまう。
だから、
何か良い発想法はないかと模索するのだと思います。

そう!結局はまとめ方の問題、のような気がしてきました・・
話の行きつく先が決まっていれば、最短距離で話すことができる

そして、
前回の記事にも書きましたが、
話をうまくまとめるためには、
論理的に構成を思い描くことも必要ですが、
究極的には
直感が大事になってきます。
どういうことかというと、
上手く話をまとめられない、
先に構成を考えてから話すことができない、
というケースでは、
構成、話の方向性が思い浮かばないがゆえに、
今その瞬間に思いついた言葉から順に、
しかもそれをご丁寧に、
詳細に話し始めてしまいます。
行き先が決まっていない話がどうなるか?
行き先を決めずに出発すれば、
行きつく先の可能性が無限大にある、
ということですよね。
台風の進路予想は、
将来に向かえば向かうほど幅が広くなるものです。
これは、目的地がないまま、
気ままにその時々で移動している結果です。
いっぽう目的地を決めて、
例えば道案内アプリなどで検索すると、
最短ルートの検索結果が表示されますよね。
行き先を決めずに話し始めたら、
・話がとっ散らかる
・何を話しているのかわからなくなる
・結論、オチがない
・話すべきことがわからない
・自分の頭の中をうまく表現できない
という状態に、なるべくして、
なってしまう。
いっぽう話の未来、行きつく先が決まっていれば、
最短距離で話すことができる。
だからこそ、
話す前に目的地が定まることが何より重要であり、
それを直感的にイメージできるように、
脳内の回路を太くしていこう、
というわけなのですね。

直感でそれができるようになれば、楽だろうな・・
話の行きつく先を直感的にイメージする方法

では、
その直感的なイメージは、
どういう考え方をすれば、
導入できるのでしょうか?
上記の過去記事で述べてきたことですが、
今回は言葉を換えて、ご紹介します。
同じ事柄も、
表現を変えることで理解が深まりますからね。
あるいは、
これまでの表現にはピンとこなかったけど、
この言葉は自分にしっくりくる、
腑に落ちる、
ということもありますから、
表現を変えて、
違う角度で説明しなおしたりする試みも、
話し方の中ではとても大切だと思います。
さて、話の目的地を、
直感的にイメージする方法、
それは、
1、まず、目先の言葉や内容の詳細にとらわれないこと
2、結局、この話はどうなればいいのか?から考えること
3、そして最初にそれを言ってしまってから、話を考えること
この3点です。
順番はこのようになりますが、
なにしろ生の話ですので、
時間的には一瞬のうちに、これらすべてを行うことになります。
ポイントはもちろん、
2番目の、結局この話はどうなればいいのか?を考える、という部分です。
前回記事と同じ具体例で考えてみましょう。
(ここから前回記事の引用です)
ふたつの商品を比較して、
★一方の良さを強調したい場合。★
自社の商品を甲●として、
他社製品である乙を比較対象にしたとします。
(大事な方に●印を付けておきました。)
重複してしまう説明でやりがちなのは、
ゴールを先読みせず、
今、目の前にある物事を詳細に話してしまおう、と思ってしまいます。
具体的には、
乙という他社商品のスペックをまず全部説明してしまってから、
自分が一番おすすめしたい自社製品甲●の話が始まる・・
相手は、甲●の話を聞きに来ているのに、
いつまでも、乙の話を聞かされた上に、
乙の話の時にも出てきた説明を、もう一度繰り返して聞くことになり、
本当に聞かせたい話の時には
相手の集中力が失われている、という結果に陥ってしまいますよね。
(引用ここまで)

心の中の主語が定まっていない状態ですね。
行きつく先が見えている話し方の具体例

Q、さてここで問題です。
結局、この話はどうなればいいと思いますか?
なんてクイズ形式にしましたけど、
既にマークしておいてしまいました。
A、答えは、
一方の商品の良さが強調された話になればいい、
わけですよね。
(★マークを付けておきました)
ならば、
それを最初に言ってしまいます。
「新しい甲という製品が素晴らしく良くできていて、
有名な某他社製品と比べても、
ぶっちぎりのアドバンテージを得たと自負しておりますので、
甲がどれだけ優れているか、
比較しながらご説明していきますね。」
このぐらいなら、
即興でも言えると思いませんか?
私ならこれぐらい言っちゃうな(笑)
そして順序の1と3について。
1、まず、目先の言葉や内容の詳細にとらわれないこと
3、そして最初にそれを言ってしまってから、話を考えること
これは、自分の頭の中から、
思考回路の無駄遣いをできる限り排除する、という段取りです。
今考えなくてもいいことを考えないという、
スイッチを押すわけですね。
結局、この話はどうなればいいのか?
だけをイメージして、それから話し始めるというやり方は、
最初は少し怖いことかもしれません。
なぜならその話し方には、
まるでプランが無い、丸腰で話し始めてしまうような錯覚に囚われるからです。
でも大丈夫、
「結局、この話はどうなればいいのか?」
ということそれ自体が、話のプランなのです。
ですから、
それが定まっていると、
後は自動で話がつながっていきます。
話が方程式化されて、
オートメーションモードに入るんですよね。
そして、
こう割り切るのです。
「結局、この話はどうなればいいのか?」
が実現されれば、
それだけで良くない?
そう考えるだけで、
心が軽くなりませんか?
だからこそ、
思考回路の無駄遣いは極力省いて大丈夫なのですね。
最初に構成を考えなくては・・
もしかしたら、
そのプレッシャーが、
いま考えなくてもいいようなことまで考えさせてしまって、
あなたの頭を真っ白にしてしまうのかもしれません。
言葉の問題かもしれませんか、
構成という言い方をやめて、
「結局、この話はどうなればいいのか?」
から考えてみる。
それが結果的に、
「話の先読み」となり、
自分の話を楽にすることにつながるのではないかと思います。

構成という固定概念が、思考回路を圧迫している、と。

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© 話し方のコツ|心技体
著者:くまちゃんアナウンサー
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