単調化、パターン化を防ぐ「話のまとめ方」
「仕組み」として言語化したオリジナルコンテンツです。
応用すれば、あなたの話し方も変わります。
「聞き手が飽きるのは、話が重複、パターン化しているのかも」

仕事柄、話し続けようとするとどうしても、ワンパターンになりがちなんですよね・・

人前で話をしていて、
相手が、退屈そうにしているのが気になることがありませんか?
「いけない、
なんとかしなくては!」
と、一生懸命喋るのですが、
相手の様子を気にすればするほど、
話すことへの集中力が足りなくなり、
相手の心は益々離れていく、という悪循環に。
その原因は、
喋れば喋るほど、不要な言葉が多くなったり、
内容が薄くなっていて、
相手の関心が削がれているからなのかもしれません。
そういう傾向がある人は、
「重複に注意深くなる」ことを意識しましょう。
言葉の重複は
本人も意識しやすく、
また、同じセリフを言おうとしてしまったことに気づいたら、
内容まで同じことを言っている可能性もありますから、
言葉の重複に敏感であることが、まずは必要だと思います。

使う言葉のバリエーションが少ないっていうこともありますね。
重複、パターン化された話は、眠気を誘う

言葉が重複するだけでなく、
内容まで同じことを言っているケースでは、
話のまとめ方が不十分である可能性が考えられます。
例えば
甲という商品について、
甲にはAという機能があり、
それは○○だから、「快適なんです」
甲にはBという機能があり、
それは××だから、「快適なんです」
甲にはCという機能があり、
それは△△だから、「快適なんです」
という説明をしてしまった場合、
甲が快適だという話を3回も聞かせてしまっています。
この例文がごく簡単なものなので、
そんな説明もありなのかな、と思ってしまいますが、
実際の長い説明の中で聞いてみると、
よほどそれが意図的に言っているものでなければ、
「またそれかよ」
という反応をされてしまいます。
そして、
眠くなります。
これ、冗談のようですが、
笑えない話なんですよね。
音楽でヘヴィーメタルというジャンルがありますよね。
非常に激しいサウンドなのですが、
時として、眠くなることがあると言われます。
リフという、同じパターンの繰り返しが、
眠気を誘うのです。
同様に話の中で、
同じ単語、同じ表現を何度も使っている時、
それは話の内容まで重複していて、
単調なパターン化してしまい、
聞き手の眠気を誘ってしまう恐れもあるんですね。

同列に並べる感じも、良くないのかも。
自分の話が、どう「くくれるか」に気づく

ただ、
内容が重複するということは
それだけ大事なこと、とも言えるわけですから、
パターン化を防ぐためには、
まず、
「それを中心にまとめる」ことを
考えるといいでしょう。
上の例文で言い直すと、
甲という商品の特徴は「快適」なことなんです。
ポイントは3つ。
Aという機能で、○○。
Bという機能で、××。
さらにCという機能で、△△。
3つの機能の相乗効果で
「快適」さが違うんですよね・・
・・とかなんとか(あくまで例ですよ・・)
数式の「くくり」と同じことですね。
始めに要点を「くくり」で提示した後、
それぞれの要素を挙げ、
最後にもう一度、念を押します。
このような、まとめ方次第で、
話がスッキリ簡潔になり、相手も聴きやすくなるばかりか、
言いたいことのポイントを強調することができます。
例文が分かりやすすぎるので、
なーんだ、そんなの、と思うかもしれませんが、
話が散漫になってしまう原因の多くは、
このような「まとまり」を欠いているからであり、
もっとやっかいなのは、
そもそも自分の話は、
どういう言葉で「くくれる」のか気が付いていない、
という、
さらに根本的な原因があることが、問題なんですね。

そのような「くくり」に先に気づければ、話の構造も違ってきますね。
自分が今から言うことを先に表明する

実はこのような「話のくくり方」、
過去記事でたびたびお話ししてきた、
大事なことをまず先に表明する話し方と、
結局は同じなんです。
いまからお話しすることは、
要はこういうことなんです!
と先に言えるかどうか。
そういう話の順番にすることで、
言いたいことがハッキリ明確になり、
聞き手にとっても、
聞きやすく、理解しやすい話、印象に残る話になりますし、
話し手自身にとっても、
自分が今から言うことを先に表明してしまえば、
後はそのことについて、
説明を重ねて、
最後にもう一度、
同じ結論を言えばいいわけですから、
話が自動化されますよね。
話し方のコツ、心技体では、
「話の構成はどう考えればいいのか?」
「結論をどうすればいいか?」
という記事の閲覧数がとても多いのですが、
話し上手な人は、
そういうことはほとんど考えないんです。
その部分を、
自動化、方程式化していますからね。

言いたいことを先に言うというのは、「くくり」が分かっているということなんですね。
同じことを違う角度で表現してみる

そして、
「話をくくる」というこの発想は、
今から言うことを先に表明することで、
話を自動化する方法を、
違う角度から表現した、ということになります。
今から言うことを先に表明する話し方の時の記事では、
ピンとこなかった人でも、
もしかしたら、
今回の「言葉をくくってまとめる」と聞いたら、
そういう考え方もあるのか、
これなら自分の話し方にも応用できそうだ、
と思うかもしれません。
このような、
同じことを違う角度から表現する話し方は、
話を効果的に伝える方法として、
とても使えるテクニックです。
このポイントについては、
次回の記事で解説していきますね。

話を「くくる」というのは、単に自分の中で話をまとめるのとは、ちょっと違いますね。

【ビジネス特化のコミュトレ】20~40代社会人の直面するビジネスシーンや課題を網羅
© 話し方のコツ|心技体
著者:くまちゃんアナウンサー
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