単調化、パターン化を防ぐ「話のまとめ方」

本記事は、アナウンサー歴36年で会得した話し方の技術を
「仕組み」として言語化したオリジナルコンテンツ
です。
応用すれば、あなたの話し方も変わります。

「聞き手が飽きるのは、話が重複、パターン化しているのかも」

鈴木一朗(コンサルタント)
鈴木一朗(コンサルタント)

仕事柄、話し続けようとするとどうしても、ワンパターンになりがちなんですよね・・
言いたいことが決まっているのは、良いことなんですけどね・・
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

人前で話をしていて、
相手が、退屈そうにしているのが気になることがありませんか?

「いけない、
なんとかしなくては!」

と、一生懸命喋るのですが、

相手の様子を気にすればするほど、
話すことへの集中力が足りなくなり、

相手の心は益々離れていく、という悪循環に。

その原因は、

喋れば喋るほど、不要な言葉が多くなったり、
内容が薄くなっていて、

相手の関心が削がれているからなのかもしれません。

そういう傾向がある人は、
「重複に注意深くなる」ことを意識しましょう。

言葉の重複は
本人も意識しやすく、

また、同じセリフを言おうとしてしまったことに気づいたら、
内容まで同じことを言っている可能性もありますから、

言葉の重複に敏感であることが、まずは必要だと思います。

◆この記事の著者がビデオ通話で個別指導、ご相談は1回から承ります。
◆すぐに変化が実感できた。受講体験者の感想はこちら
鈴木一朗(コンサルタント)
鈴木一朗(コンサルタント)

使う言葉のバリエーションが少ないっていうこともありますね。

重複、パターン化された話は、眠気を誘う

話すことが繰り返しになってしまう、構造にも原因があるかも。
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

言葉が重複するだけでなく、
内容まで同じことを言っているケースでは、

話のまとめ方が不十分である可能性が考えられます。

例えば
甲という商品について、

甲にはAという機能があり、
それは○○だから、「快適なんです」

甲にはBという機能があり、
それは××だから、「快適なんです」

甲にはCという機能があり、
それは△△だから、「快適なんです」

という説明をしてしまった場合、
甲が快適だという話を3回も聞かせてしまっています。

この例文がごく簡単なものなので、
そんな説明もありなのかな、と思ってしまいますが、

実際の長い説明の中で聞いてみると、
よほどそれが意図的に言っているものでなければ、

「またそれかよ」
という反応をされてしまいます。

そして、
眠くなります。

これ、冗談のようですが、
笑えない話なんですよね。

音楽でヘヴィーメタルというジャンルがありますよね。

非常に激しいサウンドなのですが、
時として、眠くなることがあると言われます。

リフという、同じパターンの繰り返しが、
眠気を誘うのです。

同様に話の中で、
同じ単語、同じ表現を何度も使っている時、

それは話の内容まで重複していて、
単調なパターン化してしまい、

聞き手の眠気を誘ってしまう恐れもあるんですね。

鈴木一朗(コンサルタント)
鈴木一朗(コンサルタント)

同列に並べる感じも、良くないのかも。

自分の話が、どう「くくれるか」に気づく

同じような話をいろいろするにしても、メリハリの付け方ってあるんですよ。
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

ただ、

内容が重複するということは
それだけ大事なこと、とも言えるわけですから、

パターン化を防ぐためには、
まず、

「それを中心にまとめる」ことを
考えるといいでしょう。

上の例文で言い直すと、

甲という商品の特徴は「快適」なことなんです。
ポイントは3つ。
Aという機能で、○○。
Bという機能で、××。
さらにCという機能で、△△。

3つの機能の相乗効果で
「快適」さが違うんですよね・・

・・とかなんとか(あくまで例ですよ・・)
数式の「くくり」と同じことですね。

始めに要点を「くくり」で提示した後、
それぞれの要素を挙げ、
最後にもう一度、念を押します。

このような、まとめ方次第で、
話がスッキリ簡潔になり、相手も聴きやすくなるばかりか、

言いたいことのポイントを強調することができます。

例文が分かりやすすぎるので、
なーんだ、そんなの、と思うかもしれませんが、

話が散漫になってしまう原因の多くは、
このような「まとまり」を欠いているからであり、

もっとやっかいなのは、

そもそも自分の話は、
どういう言葉で「くくれる」のか気が付いていない、

という、
さらに根本的な原因があることが、問題なんですね。

鈴木一朗(コンサルタント)
鈴木一朗(コンサルタント)

そのような「くくり」に先に気づければ、話の構造も違ってきますね。

自分が今から言うことを先に表明する

そう!話の構造を変えるということは、話を面白く演出する、ということなんです。
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

実はこのような「話のくくり方」、

過去記事でたびたびお話ししてきた、
大事なことをまず先に表明する話し方と、

結局は同じなんです。

いまからお話しすることは、
要はこういうことなんです!

と先に言えるかどうか。

そういう話の順番にすることで、
言いたいことがハッキリ明確になり、

聞き手にとっても、
聞きやすく、理解しやすい話、印象に残る話になりますし、

話し手自身にとっても、
自分が今から言うことを先に表明してしまえば、

後はそのことについて、
説明を重ねて、

最後にもう一度、
同じ結論を言えばいいわけですから、

話が自動化されますよね。

話し方のコツ、心技体では、

「話の構成はどう考えればいいのか?」
「結論をどうすればいいか?」

という記事の閲覧数がとても多いのですが、

話し上手な人は、
そういうことはほとんど考えないんです。

その部分を、
自動化、方程式化していますからね。

鈴木一朗(コンサルタント)
鈴木一朗(コンサルタント)

言いたいことを先に言うというのは、「くくり」が分かっているということなんですね。

同じことを違う角度で表現してみる

今から言うことを先に表明するためには、話が「くくれて」いなければできませんよね。
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

そして、
「話をくくる」というこの発想は、

今から言うことを先に表明することで、
話を自動化する方法を、

違う角度から表現した、ということになります。

今から言うことを先に表明する話し方の時の記事では、
ピンとこなかった人でも、

もしかしたら、
今回の「言葉をくくってまとめる」と聞いたら、

そういう考え方もあるのか、
これなら自分の話し方にも応用できそうだ、

と思うかもしれません。

このような、
同じことを違う角度から表現する話し方は、

話を効果的に伝える方法として、
とても使えるテクニックです。

このポイントについては、
次回の記事で解説していきますね。

【当サイトの記事内容を参考に二次利用される方は、必ず出典元としてサイト名とURL「話し方のコツ、心技体 https://kumagaiakihiro.com」とご明記くださいますようお願いいたします。】
 
くまちゃんアナウンサーの活動情報はこちら
【ビジネス特化のコミュトレ】20~40代社会人の直面するビジネスシーンや課題を網羅
鈴木一朗(コンサルタント)
鈴木一朗(コンサルタント)

話を「くくる」というのは、単に自分の中で話をまとめるのとは、ちょっと違いますね。
そうです!自分の中で話を「まとめている」だけでは、話す時に利用できない形かもしれませんよね。
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

【ビジネス特化のコミュトレ】20~40代社会人の直面するビジネスシーンや課題を網羅

早口言葉グッズ・くまちゃんアナウンサーショップ


© 話し方のコツ|心技体
著者:くまちゃんアナウンサー

本記事の文章・構成・表現は著作権法により保護されています。
無断転載・無断使用を禁じます。
引用の際は必ず出典(当サイト名・URL)を明記してください。