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「他人事のように聞こえる話し方をしていないか?」

話し方を磨くために取り組むべきことは、
数多くあると思います。

しかし、

話し方の魅力的な人と
そうでない人との間で、
決定的に違うことをひとつだけ、

ということになったら、迷うことなく挙げたいポイントがあります。

それは、

「感動を先に表明する話し方」ができるかどうか、

です。

ここでいう感動とは、
別に、泣くほど感激した、という意味ではありません。

自分の心がどう動いたか。
そしてできれば、ポジティブな心の動きを、まず表明できる人。

こういう人は間違いなく、
魅力的な話し手であると断言できます。

 

話の当事者になる、ということ

とかく、人は、
事実の羅列や、
第三者的な分析、
客観的な説明を優先しがち。

それはもちろん必要なことではありますが、
そればかりだと、

「何が言いたいのかわからない人」
「自分の意志が感じられない人」
「話に色がない人」
「感動を与えられない人」
「面白くない人」

になってしまいます。

自分の感情を上手に表明できずに、
客観的な話しかしないのは、
裏を返せば、それは、他人事のように聞こえるということです。

いっぽう、

まず感動を先に表明するというのは、

話に自分の意思を含めるということ。
自分の話に責任を持つこと。
話の当事者になること、

でもあります。

ええ話や!

感動を上手い話につなげるコツ

そして、感動表明のコツは、
短く、大雑把な評価から始めて、
徐々に論点を絞っていくこと。

例えば、

「とてもいいですね!」のような、
的の大きいざっくりした言葉で、自身のポジティブな感動を表すことから始め、

そのあとは
どこが良かったのか?
それは、なぜ良かったのか?
そして、それが自分の心にはどう響いたのか?

など、
思いつくままでいいのですが、
話しながら徐々にその感動の核心に近づいていく。

このように

感動ポイントを先に表明してしまうと、
それを起点として、いろいろな視点からの話が続けられます。

逆に言うと、
話すことが苦手だと感じている人は
こういった簡単な意思表明・感動表明を、あまりしない傾向なのではありませんか?

ただし、
まず一言目の感動表明をしたら、
それに続く、二言目を必ず付け加えること。

「すごかったですー」
だけで会話が終わってしまったら、
あまり賢くない人、
適当な感想だけ言う人、と思われてしまいますから注意しましょう。

どこがすごいと感じたのか?
そしてそれは自分にとって、どうしてすごいことなのか?

など、
思いつくままでもいいので、
徐々に話を深めていくことが大切だと思います。

感動を表明する一言目によって、
その人の魅力的な一面が、ダイレクトに伝わり、

それに続ける二言目のなかに、
その「ひととなり」が表れるもの、

と言えるでしょう。

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