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「その話に、自分の感動は含まれているか?」

あなたが人前でしようとしているその話は、
「情報をかき集めただけ」のものではありませんか?

もちろん人を納得させる為には、
説得力のある具体例、
証拠、客観的な分析、数値などが必要ですが、

それだけではダメなのです

人を納得させる具体的な話には、
2種類あります。

ひとつは、一般的な例、
もうひとつは、主観や体験談を基にした個別具体的な例です。

そしてそのふたつは

自分の心が動いたという意味での「感動」を軸に
構成されるべきなのです。

つまり、
まず、自身の感想、考え方というものが軸にあり
それと直結する体験談が、話の筋を決定します。

そしてその筋を活かす為に意図的に収集した情報が
話の導入になるわけです。

ですから逆に言うと
頑張って集めることに終始したその情報というのは
ごく一般的な話であり、

導入には適しているが、
それは人が一番聞きたがっている話ではないのです。

調べて、面白いなァ、と思った話は、

裏を返すと、
調べればあっというまに知ることができる一般的な話でもある。

いっぽう、
これはある意味、意外かもしれませんが、

人が聞きたがっているのは、
あなたが、その経験の中でどう思ったのか、ということ。

なぜならそれは、
あなたしか持ち得ない情報だからなのです。

 

自分の心が動いたポイントを話の軸にする

例えば婦人服の販売トークの場合、
「ネタもと」は服という商品です。

「感動を軸にする」という観点から考えれば、

優れた販売トークというのは
商品についての考え、思いを顧客と分かち合うことでしょう。

具体的には、

その商品が
このシーズンの新作であり流行であることや、
色やデザイン、機能性などについての説明、
どういうコーディネートで、とか
どういうシチュエーションで、などの話は、
「誰にでもできる一般論」だと位置づけましょう。

相手が本当に聞きたいのは、
その域を脱して、
話し手の心が動いた話。

ここ、ポイント

この服で私が「好き」なのは、ここ、など

商品の特長にどんな「感動」があるのか
さらにそれらの「感動」を総合すると
この商品にはどういう意味があるのか、など、

例えば、自分が感動したこういった機能というのは
こういう思想の元に開発された、

これを着ていたら、こんなことがあった・・etc

そして、それがあなた(客)に「似合う」という話、
また、この商品があなたにとって、
どういう意味を持つか?という話まで発展させられれば、

その顧客にとって、
その商品は「一期一会」とも言える価値を持ち始めるのだと思います。

「感動」を軸に話を構成し、聞き手と共有する。

これは人前で話をしなければならない全ての状況において
必要な心構えだと思います。

自分の心と向き合い、その心の動きを、
話のポイントに絡めて表現することが、

人が聞きたい、魅力的な話をするための
コツとも言えるでしょう。


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