ストーリーを語るときの表現力、声色を変えて話すコツ

声色を変える意味

大石貴博(企画推進部)
大石貴博(企画推進部)
体験談を語るときは、聞き手にその時のことを追体験してもらえるように、意識するんでしたよね。
話の面白い人はみんな、そういうのが上手ですよね。
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

(前回からの続きです)

では、
お話を語る声とは、どういうものでしょうか?

お話には、
それぞれに世界観、雰囲気のようなものがあるはずですから、

それを表現できるような声、
ということになります。

どういうことなのか、
具体例を思い浮かべるとわかりやすいと思います。

例えば落語なら、
本題に入る前に「枕」と呼ばれる部分があります。

江戸時代を舞台にした古典落語でも、

現代の私たちの出来事をちょっと話してから、
江戸のお話に突入していくこともあります。

そういうケースで
本題に入る時に声色を変える場合、

ここからお話に入りますよ。

という間を開けて、
そのあと、ちょっと声を張り気味にして始まることが多いですね。

いっぽう怪談では、

むしろ声のトーンや張りを落として始めることが多いと思います。

日常会話では、
自分の声のトーンについて、

あまり考えること無く、
気分次第で声を出していることが多いと思います。

意図的に、
張りやトーンを操る、

特に、少し抑えることを覚えると、
話し方の彩りがかなり変わってくるはずです。

大石貴博(企画推進部)
大石貴博(企画推進部)
抑えることを覚える・・なるほど、気分次第で話す時はどうしても張ることの方が多いですからね。
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声色のバリエーション

なにより、意識的、意図的に話を演出しようとするその姿勢が、第一歩ですよ。
くまちゃんアナウンサー
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ここで想定している「声」とは、
上に挙げた、

落語のようなちょっと高めで張りのある声、
怪談のような低めで張らない声、

だけでなく、

喉にひっかけない、つややかな声、
逆に、喉にひっかける、ザラッとした声、

ひそひそとした、ささやき、

さらに、
その範疇に、「音」も含まれると思います。

わざと、
ちょっと滑舌を悪くした音で語ったり、

口を歪めて、
あえて不明瞭な音にして語ったり、

あるいは、
誰かの声、音の真似をしてしまうのも、

テクニックのひとつです。

テレビのドキュメンタリーやドラマの役者ナレーターさんの声は、
まさに「語り」ですよね。

ただし、
笑いを狙っている、ボケていると誤解されて、

ツッコまれておしまい、
にならないように、注意が必要ですが・・

大石貴博(企画推進部)
大石貴博(企画推進部)
誰かをイメージすると、やりやすくなりそうです。

声色を変えることで得られる効果とは

ものまねでもいいんですよ。ものまねをしてみると、その人がどうしてそういう声を出せているのかが理解できたり、勉強になりますしね。
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

このように声を変えることで、
目指したいのは、

「日常から非日常に、
聞き手を引きずり込むこと」

理想的なのは、
普通に話をしていたら、

いつの間にか、
お話の世界に迷い込んでいた、という状態でしょうね。

日常から非日常へ、
会話から物語へ、

シフトチェンジを悟られないようにするのも、
ひとつの方法ですし、

落語のように、
トーンをガラッと変えてみるのもひとつの手です。

落語や怪談などは、

「そのお話を聞きに来ている」
という聞き手の前で語るケースですから、

ここからが本題ですよ、

と、
わかりやすくお話に突入すると、

聞き手の側も、
「待ってました!」

ってな具合で、
聞く体勢をとって集中できるわけですね。

これも読んでみて!  コツを知るとグッと洗練された話し方になる3つのチェックポイントその2「助詞をはっきり言う」

このように、

もうとにかく、ここだけでは書ききれないほど、

声を変えて語ることには、
さまざまな効果が考えられます。

状況次第で使い分けたり、
自分の好みや得意な語り方を築いていくのも、

話し方上達の醍醐味だと思います。

大石貴博(企画推進部)
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非日常の世界に引き込む・・つまり話の技術ひとつで、そこが舞台や映像の世界になったりするんですね。すごいですね。

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くまちゃんアナウンサー
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