「自分の本当の声」の見つけ方


「話を聞いてもらえる声」は、人格そのものである

鈴木一朗(コンサルタント)
鈴木一朗(コンサルタント)
昔から自分の声が嫌いなんです。今からでも良い声が出せるようになりますかね?
全く別人の声にすることは不可能です。やれることは、自分の本当の声を知り、それを磨くことですよ。
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

「声の大きい人が、
会話の中心になる。」

これは、声そのものの大きさだけではなく、
強く言い張った人の意見が通ってしまうことへの
一種の揶揄でもあるのですが、

そのいっぽうで、
ひとつの真理でもあります。

それは、

「人が話を聞いてくれる」
「人としての存在感がある」

ということです。

いい声、通る声で話すというのは、

「他人から一目置かれる個性」
なんですね。

鈴木一朗(コンサルタント)
鈴木一朗(コンサルタント)
人としての存在感・・確かに、立派な人格者は声も良いんですよね。

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人はそれぞれ、出せる声が決まっている

「話を聞いてもらえる声」は、その人の人格そのものですよね。
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

では、
いい声とは、どういう声のことなのでしょうか?

とかく人は、
他人の持ち物が、羨ましく感じたりするもので、

人のいい声を聴いて、
自分もあんな声になりたい、などと思うものです。

ないものねだりですよね。

人間の体は、楽器のようなもの。
出る音は決まっているのです。

ならば、
その楽器のポテンシャルを最大限に引き出すことが、
大事なのではないでしょうか。

つまり、
自分の本当の声を磨くことです。

鈴木一朗(コンサルタント)
鈴木一朗(コンサルタント)
自分の体が楽器なのだと考えると、自分の声も少しは好きになれそうですよ。

自分の本当の声の見つけ方

声も財産です。自分に与えられているものを大事にしたいですね。
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

では
自分の本当の声の見つけ方をご紹介します。

椅子に座った姿勢でやってみましょう。

基本姿勢として、

1、椅子に深く座ります
2、おしりのトップを一番奥に突き出すような体勢で
3、おのずと、やや前傾し
4、胸を張り
5、腰を反らすぐらいに背筋を伸ばし
6、お腹を大きくふくらませます。
7、両手はそれぞれふとももの上に置いて下さい。
8、乗馬マシーンの動きのように、両ふとももを前後左右させてみて
股関節が硬くなっているのをほぐしましょう。

顔は、水平よりやや上を向いた状態で
アゴはよだれが垂れるぐらい
だらしなくぽっかりと開ける感じがいいでしょう。

そして、
大きなため息から

「はーーーーーーーーーあーー」

最後の方で、「ため息を声に」変えてみてください。

最後に出た声が、
あなたの本当の声。
腹式呼吸から、力みなく出た声です。

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その声で、

最後に「ーーあーーーーあっ!あっ!あっーーー!」と
強く吐いてみましょう

そうしているうちに
腹式で出した声が、地声のようになってくるはずです。

このように、
本当の声を出しているときの感覚を知り
意図的に持続できるようになることが大切です。

声に存在感があるというのは
人があなたの話を聞く、ということです。

もうそれだけで人生どれほどか得をするはずですよ。

鈴木一朗(コンサルタント)
鈴木一朗(コンサルタント)
この発声練習は、お坊さんの読経のようなところがありますね。私も修行の一環として、声磨きを取り入れてみたいと思います。

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自分の能力を最大限に発揮することを意識するなら、声を磨くこともやってみるといいと思いますね。
くまちゃんアナウンサー
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