持論を語る人は活き活きしている。面接で全く緊張せず、結果がどうあろうとありがとうと思えるメンタルとは?
「相手との接点に対する想像力を、持論に結びつける」

前回は、魅力が溢れちゃう受け答えでしたね!!
話を聞いてもらえることが嬉しく感じちゃう体勢作りが必要なんですよね。

面接など、
相手から質問を受けることがほぼ確実な状況においては、
何を聞かれるだろうかと、
要らぬ緊張をしてしまったり、
あるいは、
どう自分をアピールしたらいいだろうかと、
つい、自意識過剰になってしまったりするものです。
緊張で弱気になったり、
逆に自分が前に出ることで必死になったりするのは、
実は原因は同じで、
話す気持ちが、
内向きで自分の領域を出ていないんですね。
これは当サイトでも、
再三指摘してきたポイントで、
こういう時にはやはり、
「相手のために話す」というスイッチを入れる必要があると思います。
かく言う私も、
つい、話す気持ちが内向きになることはあります。
話す環境はその都度違いますし、
生身の人間のすることですからね。
うまくやりたい、
完璧にやり遂げたいと思うのは、仕方のないことです。
大事なのは、
事前に気づいて、気持ちを入れ直せるかどうかです。
その意味でも、
話す前に体を動かすルーティンを作っておくのが、効果的です。
体を動かすことで、
自分に内向きだった意識が、分散され、
緊張がほぐれるとともに、
これから話す相手のことを思うきっかけになることがあるからです。
これらの点は、
過去記事をご参考になさってください。

相手について知っていることやイメージを、自分なりの切り口で固めておく
そう!それって自意識がほとんどない状態でしょ?だから緊張もしないんですよ。

相手のために話す気持ちは、
たとえそれが、
面接で向こう側に座っている面接官に対しても、
同じことです。
前回記事からの続きになりますが、
就職などにおける面接官からの質問は、
まず初めは、
受験者自身の経歴や考え方を
ストレートに聞くものになるでしょう。
そしてその後に、
どうしてこの会社(職種)を希望するのか?
我が社の印象は?
この会社に入ったら何をやりたいのか?
その気持ちはどのぐらい強いのか?
など、
受験者と採用側との接点についての考えを聞くものに移っていきます。
その時に求められるのは、
その人ならではの、その会社を思う気持ちなのだと思います。
例えば、
「御社の製品には子供の頃から親しんでいるんですが、
中でも・・が大好きです。
どういうところが好きなのかというと
・・・なところなんですね。
考えてみると
どの製品でも共通して・・・なところがあって、
これは推測するに
御社は・・・・こんな雰囲気なのではないかというイメージを持っているんです。
私はさきほども申しましたが
・・・こういう・・な所が長所でありまして、
御社であれば私のこんな長所を活かして
思いっきり仕事をさせていただけるのではないかと・・」
こんな感じでどうでしょうか・・
ここでは製品からの発想ということにしましたが、
ネットで見かけたニュースでもいいんです。
ポイントは、
「相手について知っていること、もしくはイメージを、
自分なりの切り口でしっかり固めておくこと」
ただ、
これをそのまま言葉にしてしまうと、
ちょっとしたおべんちゃらに聞こえてしまう可能性があります。
大事なのは、それだけで終わるのではなく、
その知識やイメージから「どう思って」
自分なら
「こう働ける」
なぜなら
「自分はこうだから」
・・と深めていくこと。
「自分はここに適しているから採用しないと損ですよ」
というアピールとともに、
そのアピールの「根拠」「裏付け」が、
先にしておいた自己紹介と上手にリンクしている。
そんな受け答えが、
理想的です。
【ビジネス特化のコミュトレ】20~40代社会人の直面するビジネスシーンや課題を網羅

そうか!自分にできることと結びつけて考えておくこと、重要ですね。
人前で堂々と、皆が納得するような発言ができるかどうかが求められている
現象を分析するだけでは他人事で終わっちゃいますからね。そんな御社で私ができることは・・って話すの、楽しくありませんか?

もちろんこれは、
理想論であり、
人生を左右する就職の面接が、
そんなに簡単なはずない!
と思うのももっともなのですが、
むしろ就職の面接は、
多くの場合「焦点が限定的」ですから、
面接での質疑応答も、
画一的になりやすいんですよね。
人格、人柄を見るのであれば、
先輩や担当者による個人面談の評価などを参考にするでしょうから、
お偉いさんが何人か居並ぶ中で質問を受けるような面接では、
人前で堂々と、
きちんとした意見が述べられるかどうか、
皆が納得するような発言ができるかどうかが
求められているのだと思います。
そういう機会に必要なのは、
考え方の角度や深み、
そしてそれを堂々と表明する態度です。
相手のことを思う想像力と、
自身との関連性のなかから、
自分が何ができるか、
何がしたいかを考え、
持論にすること。
自分がここで仕事をしたい理由が、
「持論になっている」からこそ、
質問されて、
喜々として答えられる。
そういう態度が、
採用サイドから見ると、
活き活きしている、
堂々と意見が述べられる、
という好感を持って、
受け入れられるのですね。
画一的な質疑応答が予想される面接では、
そういう体勢を整えておくべきだと思います。
言い方を換えると、
世の中で、
堂々としてかっこよく魅力的に発言している人は、
持論を述べている人なのです。
例えばそれが面接の場であれば、
相手と自分にまつわる持論を表明すれば、
相手も納得してくれるのではないか、
ということです。
いっぽう、
何を聞かれるか、本当に予想しにくい面接・オーディションにおいては、
どういう考え方で
準備し、臨めばいいのでしょうか?
森羅万象すべてについて、
持論を持っている、というのは、
ほとんど不可能なこと。
その対応については、
また次回の記事で。

堂々と意見が言えるためには、堂々と言いたい何かが絞れていることが必要ですね。
持論が未熟でもいいんです。まだ就職前の若者なんですから。でも筋が通っていて、嘘偽りがないまっすぐな意見が述べられれば最高です。
