【まとめ】話の上手い人が、どういうことを考えながら話をしているのか?
「仕組み」として言語化したオリジナルコンテンツです。
応用すれば、あなたの話し方も変わります。
- 「考え方と言葉の簡略化が、話の機動性を高める」
- Q,話し始めはどのように入っていくのか?
- Q,話をしながらどういうこと意識しているのか?
- Q,次の文で話す内容はいつから意識するのか?
- Q,文と文の間をどのように繋げようと考えているのか? 例えば、「・・・しますが、・・・」とするのか、 もしくは、「・・・します。しかし、・・・」とするか
- Q,次のテーマと結びつけるために テーマの終わりではどのようなことを考えているのか?
- Q,話のまとめは、話している中のいつ頃から意識して、 どのような考えの下でまとめて行くのか
- Q,話に焦って言い慣れた予期せぬ言葉が出てしまい、 次の言葉に上手く繋がらない場合はどうするのか?
- Q,話しているときに言い忘れたことを思い出したとき、 どのように話の中に取り込んでいくのか?
「考え方と言葉の簡略化が、話の機動性を高める」




「話の上手い人が、どういうことを考えながら話をしているのか?」
というテーマで、
ご相談を頂き、
ここ数回にわたって、
それにお答えしてきました。
理論を、
具体的な実践の中で駆使するという、
非常に重要な切り口のテーマです。
今回は、
そのおさらいとまとめをしたいと思います。
話し方、説明の仕方に迷う人は、
どういうことに悩むのか?
そして、
それはどう考えたら解消できるのか?
簡単な
QアンドA形式にしてみましたので、
ぜひともご参考になさってください。
Q,話し始めはどのように入っていくのか?
A,「結論ともいうべきイメージ」=ビジョンを
始めから聞き手に示し、
話の「方向性を明確に」する。
Q,話をしながらどういうこと意識しているのか?
A,聞き手が知りたがっていることは何か、
察知しようと常に模索している。
Q,次の文で話す内容はいつから意識するのか?
A,話の方向性が定まり、
相手の聞きたがっていることがわかれば、
特別に意識しなくても、
それはまるで「方程式」のように自然に話はつながっていく。
話は作り上げる必要はない。
相手が聞きたがっていることにお答えすればよいのだ。
Q,文と文の間をどのように繋げようと考えているのか?
例えば、「・・・しますが、・・・」とするのか、
もしくは、「・・・します。しかし、・・・」とするか
A,繋げようとしない。
話を文章と考えない。
つまり、単語だけでも話は成立する。
より効果的に相手に届く言葉を吟味する習慣によって、
自分の言葉を短くするクセを付ける。
短い言葉は、
話の機動性を高めるので、
だらだらと繋げるより、短く切る方が話しやすい。
言葉をつなげようとしてしまうと、
むしろそれに縛られて、身動きが取れなくなってしまう。
聞き手にとっても、話し手にとっても、
ワンフレーズが短いに越したことはない。
Q,次のテーマと結びつけるために
テーマの終わりではどのようなことを考えているのか?
A,相手が聞きたがっていることを、
相手にわかってもらえるような順番で話していけばよい。
どういう順番に話せば効果的に相手に伝わるか=「話の演出」だけを
意識すればよい。
Q,話のまとめは、話している中のいつ頃から意識して、
どのような考えの下でまとめて行くのか
A,なんとなく意識する終着点のイメージ=ビジョンは、始めから存在する。
それは、話し始める前に、
いま話さなくてはいけないこの状況が、
「結局どうなればいいのか?」
という「枠」の分析から始めなくてはいけない、ということ。
話し始める前に、
すぐに自分の頭の中に閉じこもってしまうのが、
一番良くないこと。
「今この状況の分析」から始める、
考える優先順位の意識を変革すること。
そして日頃から、
「それは結局どういうことなのか」という
自分なりの考え方を、シンプルに持つ習慣を身につけた方が良い。
Q,話に焦って言い慣れた予期せぬ言葉が出てしまい、
次の言葉に上手く繋がらない場合はどうするのか?
例えば、「・・・です。」と言い終えたかったのに、
「・・・であったり、」と次にくる内容もないのに
次を連想させるような言葉に出てしまったり。
A,そのまま終わってしまえばよい。
そのようなことを気にするより
聞き手が知りたがっていることをお伝えするのに専念すべき。
そしてそうならないように、
日頃から短く答える習慣を身につけた方が良い。
Q,話しているときに言い忘れたことを思い出したとき、
どのように話の中に取り込んでいくのか?
A,これについてはまだ具体的に回答していなかったかもしれません。
これはよくあることですよね!
言い忘れたことを思い出すたびに話していたのでは、
せっかくできた話の流れを台無しにしかねません。
まずは、言いたい気持ちをぐっとこらえた方がよいでしょう。
そして今後、話がどういう方向に進んでいくのか、
冷静に考えます。
話の流れの中ですんなり合流できるようであれば、
それに越したことはありません。
「そしてもうひとつ、大事なことがあるんですよ・・」とか
「さらに、ですね~」とか
付け足し程度で流れを阻害しなければ、
切りのいいところで挿入することが可能です。
ところが、
話の帰結が見えてしまった段階で
思い出した話が流れを阻害するような場合では、
話はいったん行き着くところまで済ませてしまった方が、
混乱を招かなくて良いでしょう。
話の区切りを付けたところで、
「ひとつ言い忘れたことがありました・・」と
流れとは違うことを前提で話した方が、
わかりやすくなります。
また
「ひとつ言い忘れたことがありました・・」というときには、
必ず
「○○で××という話のところなんですが・・」というように、
それはどのシーンの話なのかという前提を
しっかりと相手に理解してもらってから、
言い忘れたことの説明をすることが大切です。
また、話の流れとはかなり離れる内容を思いついて、
どうしても話したいことであれば、
これは余談なんですが、
と付け加える手もあります。
いかがでしょう?
できるだけ簡潔に回答をまとめました。
ご質問は何項目にも及んでいますが、
結局、考え方はいくつかに集約されるように思います。
精神論のように見えるところも多いのですが、
基本的な考え方が変わらないと、
小手先の技術だけでは、話し方は変わらないものです。
生活習慣が変わらないと、
肩こりが治らないのと同じです。
そして、
何かを変えるためには、
意識的にやってみて、
それを乗り越えるという経験が必要になります。
これも、
どんな問題においても同じことだと思います。




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© 話し方のコツ|心技体
著者:くまちゃんアナウンサー
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