短時間で話を深める、取材力の高い質問の仕方

本記事は、アナウンサー歴36年で会得した話し方の技術を
「仕組み」として言語化したオリジナルコンテンツ
です。
応用すれば、あなたの話し方も変わります。

「取材力の高い話し方ができているか?」

入江智子(編集部)
入江智子(編集部)
取材で人から話を聞いて記事にする仕事をしています。インタビューがうまくなりたいです。
相手の核心に近づくほど記事に説得力がでますよね。でも話がそこまでに到達できないこともあるでしょう。
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

自分が既に知っていることも
1から質問してしまう人をよく見かけます。

これをやっていると
話がなかなか先に進まないうちに終わってしまいます。

ありきたりな話、当たり障りのない話に終始してしまう、
話がなかなか深まらない人

にありがちな傾向です。

私たち人間は、
先人の経験を、知識や文化として蓄積することで、
さらなる発展をさせています。

例えば、文字。

文字のルールを共有していることで、
ルール設定から話し始めなくても良いわけです。

例えば、数学。

先人たちによって公式が発見されているからこそ、
現代の私たちは、その公式を当てはめるだけで、
計算を進めることができるわけですね。

入江智子(編集部)
入江智子(編集部)
蓄積されている知識を利用するということかしら。

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認識を共有して、話を先に進める

そうそう。なにごとも、一からやってたら大変でしょ?自動車なら車輪の発明から始めなくちゃならなくなる・・
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

会話も同じです。

共通認識が既にあるのであれば、
その共通認識を踏まえたうえで、話を先に進めることができるのですね。

そうやって、
話が深まり、人間関係が深まっていくわけです。

そのためには、

会話の開始点、
言ってみれば、共通認識の更新ポイントを、
「お互いに」意識しながら話すことが重要で、

話をリードするのが自分であれば、
相手にその共通認識を確認する言葉が必要だと思います。

例えば、
インタビューのような話になる場合、
事前に調べた予備知識があるはずですから、

「○○さんは、××だ、と伺ったんですが・・」
などと、
予備知識は、まずこちらから披露してしまうこと。

こうすることで、
○○さんが××であることを導くための会話を省略することが可能になり、

○○さんが××であったがゆえに、
こんな経験をした、
こんな風に考えるようになった、など、

そこから先の話を
早く導くことができるわけですね。

「話が早い」というのは、こういうことです。

入江智子(編集部)
入江智子(編集部)
そうか!こちらの認識を相手に知らせないと、相手も話を先に進められないんですね~

話を早く深める、日常会話への応用

話のどのレベルからスタートさせるか?その意図次第で、挨拶や質問の仕方も変わってくるはずですよ。
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

これは
日常会話でも頻繁に使えます。

「最近、どう?」
という当たり障りのない話にも、もちろん良さはありますが、

「そういえば、○○なんだって?」
と話し始めれば、

速攻で本題に突入し、
そこから始まる新情報や、
気持ちの吐露など、より深い話を引き出すことができるわけですね。

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つまりこれは、
「取材力」が高い人かどうか、という問題。

取材力が高い人は
多くの有益な情報を得ることができますし、

同じ時間を過ごしても、
相手のことをより多く知り、関係を深めるための手段にもなるはずです。

今回ご紹介した話し方は、
そんな、取材力の高い人になるための、第一歩と言えるでしょう。

入江智子(編集部)
入江智子(編集部)
取材だと、相手が初対面のことが多いので、どうしても話が表面的になりがちだったんです。話のスタート地点を工夫すれば、もっと深い話まで引き出せるんですね。

特に最近はSNSやブログなどで事前にわかることも多いですからね。質問のしかたなどは、他にもいろいろテクニックがありますよ・・
くまちゃんアナウンサー
くまちゃんアナウンサー

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著者:くまちゃんアナウンサー

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