姿勢が声を作り、心に余裕を与え、人生を変える。堂々とした話し方になる「姿勢の作り方」
「仕組み」として言語化したオリジナルコンテンツです。
応用すれば、あなたの話し方も変わります。
「姿勢から、すべてが変わる」


話すと、時々聞き返されてしまうことがある、
という悩みについて、
お答えしています。
相談者Aさんは、
声はよく出るほうだということですので、
発音があいまいになっている点に絞って、
解説を進めてがきましたが、
こちらが話したことに対して、
「えっ?」
「何?」
と聞き返される理由として、
発音以外に考えられるのは、
声が小さいことと、
言葉を発するタイミングの悪さです。
今回は、声が小さいことついて、
解説していきます。

声の小ささの原因

日常的な話し方において、
声が小さいこと。
これは、
子供のころからの習慣によるものです。
中学、高校ぐらいで、
運動部や合唱部などに参加すると、
声の出し方は、
劇的に変化するものですよね。
人間の発声は、
体全体を楽器のように響かせるものですから、
そもそも体が小さい人、細身の人は、
声もこじんまりしたり、か細かったりする傾向がありますし、
体全体を使って、
力強く声を出す習慣がない人にとっては、
大人になってからでは、
なかなか
一朝一夕には変わらないことかもしれません。
また、
耳の聞こえが良いため、
必要以上に大きな声を出すことが、
過剰に感じることもあるでしょう。
もうひとつ、
控えめな性格も、大きな要因だと思います。
こういった要因による声の小ささを、
打開する方法は、
やっぱり、
まずは腹式呼吸ですね。
これは、
前回の記事でも、
またこれまでもたびたび解説してきましたから、
その方法はここでは省略します。
次に、
「姿勢」も重要です。
猫背で、
胸を張っておらず、
腰も丸まっていて、
顔もうつむき気味・・
体が、
内に閉じてしまっている状態です。
これでは、
出る声も出ませんし、
あるいはこういった姿勢は、
内面的な精神性との関連もあると思います。
自分の意思を表明するのが苦手な性格と、
内に閉じてしまっている体は、
まるで、
鶏と卵の関係のように、リンクしているものです。
性格を変えるのは、
なかなか簡単ではないことだとは思いますが、
姿勢を変えることは、
気を付け方次第でできるようになるはずです。
そうやって、
形から変えることで、
内面を変化させることは可能だと思います。
つまり、
話すときの姿勢を良くすることで、
自信をもって自分の意思を表明できる、
大きい声で話せるようになる、
ということです。
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話す時の姿勢を整える習慣が、人としての成長につながる

では、
話すときの良い姿勢の作り方です。
まず、
椅子に座りましょう。
椅子に座ったほうが、
良い姿勢を認識しやすいと思います。
座った時の足は、
肩幅ぐらい開いて、
地面をしっかり踏みしめましょう。
足を閉じるのは「体が内向き」という傾向のひとつ
女性の方は、
あまり足を開く習慣がないと思いますが、
足を閉じるのは、
前述の「体が内向き」という傾向のひとつですから、
良い姿勢を意識するこの時ぐらいは、
ちょっと開きぎみにしてみてください。
姿勢を作るときはいつも腰から整える
次に、腰です。
腰は体の中心ですから、
姿勢を作るときはいつも、腰から整えるようにしてください。
まず、
おしりを椅子の一番奥に届くぐらい、深く座ります。
そして、
腰を反らせます。
手は、
力の抜いて横にぶらんとさせたままでいいです。
腹を下に向かって膨らませる
その状態で、
今度はお腹を膨らませてみましょう。
鼻から空気を吸い込んで、
腰は反らせつつ、
腹のほうは膨らませて太ももまで当てるぐらいの気持ちで。
その反動で、
次は腹を凹ませます。
口から息を吐いて、
お腹の筋肉が上に向かって縮こまるのを意識しましょう。
これが、
話すときの正しい腰の状態です。
この時の呼吸で、
お腹の下のほうが使えるようになればなるほど、
声も深い声がでるようになりますから、
声をよくしたい人も、
姿勢から改善すると良いと思います。

堂々と話す時の顔の角度と相手の見方

手を腰のところで後ろ手で組んで上下させる
この感覚がつかめたら、
手を後ろ手に組んで、
反らせた腰のところにおきましょう。
そして、
後ろ手に組んだ手を、
上向きにしたり、下向きにしたりしてみてください。
こうすることで、
肩が自然な位置に入り、猫背が改善できます。
顔はうつむかず、やや上を向く
最後に顔です。
話すときの顔は、
適度に顎を引いて、
などと言われることが多いと思いますが、
声の小さい人は、
顔自体がうつむき気味の場合が多いものです。
顔と顎の角度としては、
やや斜め上を見るぐらい。
相手が人間であれば、
下から見上げるのではなく、
頭のちょっと上から見る感じ、
あるいは、
見る対象の一部分から見る、
ミクロ的な視点で見るのではなく、
まず全体から見る、
マクロ的な視野で対象を見る感覚で。
こうすることで、
話し方がぐっと、堂々としてきます。
座った時のこの姿勢の作り方を、
感覚でつかめたら、
立っているときにも、
応用してみてください。
その時もポイントは、
まず腰から整えること、ですからね。

話し方のトレーニングに「歌うこと」を採り入れる

姿勢ができたら、
声を出す練習、そして習慣化が大事になってくるわけですが、
大きな声が出せるようになる、
一番の練習法は、
カラオケでロックを歌うことです。
シャウトです。
音楽では、
音符ひとつひとつに歌詞が乗っていますから、
それぞれの発音を、
力強くするのに、
これ以上の方法はないと思います。
また、
声を低くしたい人、高くしたい人も、
キーを少しずつ上げたり下げたりして、
自分の理想の声に近づくよう練習するには、
カラオケが一番だと思います。
ちょっと無理目なキーを、
少しずつ、日ごろから口ずさむようにすると、
自然といい声がでるようになります。
歌うことは、
最高の発声練習になると思います。


© 話し方のコツ|心技体
著者:くまちゃんアナウンサー
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