サービス精神溢れる話し方は、面接官のみならず話し手自身をも、幸せに導く

「サービス精神無双」

ことは(アナウンサー就活生)
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私はこう思う、私ならこうする→なぜなら・・の論法ですね。

複雑に構成を考えようとしたり、枝葉末節から話し始めたりしないことですよ。
くまちゃんアナウンサー
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想定していなかった質問に対して、
上手に切り返すためには、

あくまで自分の土俵で勝負することが肝要、

という話を、
前回記事でご説明しました。

そして、そういう時の論法としては、

私はこう思います、考えます、のような、
大局観的な感想や意見、結論を先に述べてしまうこと。

そうすることで、
話の方向性が明確になりますし、

その間に、
枝葉の話を考える心の余裕が生まれるものです。

相手が無茶振りしてきているのですから、
こちらも得意ジャンルで対応すべし。

自分の得意な話なら、
想定していない質問に対しても、

「あ、それってこういうことですね!」

という、その質問に対する自分なりの解釈を、
すぐに発見することができますし、

自分の一番活き活きとした姿を見せられます。

活き活きした応対ができて、
もし、結果が出なかったとしても、

それはご縁がなかっただけだ、
と割り切ることも簡単です。

割り切れるからこそ、
緊張もせず、堂々とその場に臨むこともできる・・

すべてが好循環を生んでいるわけですね。

前回の記事について、
詳しくは過去記事をご参照ください。

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ことは(アナウンサー就活生)
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シンプルな論法で堂々と話せてダメならご縁が無かった、ですね!

例え話を、自分の得意ジャンルですること


話し方の準備法として一番大事なのは、いかに自分を楽にできるか?だと思います。そのための技術と、心の準備ですね。
くまちゃんアナウンサー
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さて今回は、
そういった「自分の土俵で勝負する話し方」というのは、

具体的に、
どうやればいいのか?

少し掘り下げていきます。

簡単に言うと

「例え話を、自分の得意ジャンルですること」
です。

例えば、
ある社会現象××について、急に質問をされた時に、

「今のご質問に、ピンときたことがあります。

履歴書にも書いたんですが、
私は学生時代から○○に取り組んできました。

今のお話の××は、

○○でいうところの、
何々と極めて近い現象だと思うんですよね。

○○は・・」

・・と、

ここからはもう、
自分がいつも考えていることを熱く語って、

相手を喜ばせればいいわけです。

こんな切り返しで、
質問テーマを自分の得意ジャンルに変換することができるのですね。

相手からの質問を、
このような自分の得意なことの例えで話したら、

それは、身勝手なのでしょうか?

いえ、違います。

相手の質問を理解して、自分なりの話に置き換えるということは、

・常に、自分のこととして考えることができる人、
・話の読解力がある人、
・自分の言葉で話せる人、

ということを表すのです。

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ことは(アナウンサー就活生)
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自分の得意なことなら、自信を持って語れますよね。その土俵に持っていくということですね。

理解力の早さと、理解したことをすぐに自分の話に仕立てる回転の早さ


例えるなら、イチローさんも大谷さんも、野球を通して、生き方が語れるでしょ?そういうことです。
くまちゃんアナウンサー
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また、相手にもっとインパクトを与えて、
理知的な話し方をしたい、というなら、

突然、
自分の得意ジャンルの話をし始める、

という手法もあります。

相手からの質問に対して、
全く違う種類の話をしだしたら、

聞き手たちもザワザワしますよね。

「おいおい、
何を言い始めるんだ、こいつは」

という具合に。

頃合いを見計らい、
自分の得意ジャンルの話が結論に達した所で、

「先程のご質問のテーマでもあると思うんですが・・」

などと、

あえて意表を突く話し方をした、
種明かしを始めるのです。

これができるためには、

相手から質問を受けてから、
答を述べるまでの間に、

それってこういうこと、
という得意ジャンルへの変換が完全に終わり、

こういう論法で話してやろう、
という覚悟が固まる、という要件が、

瞬間的に揃うことが必要ですから、
少し難しいかもしれませんが、

理解力の早さと
理解したことをすぐに自分の話に仕立てる回転の早さをアピールするには、

もってこいだと思います。

ことは(アナウンサー就活生)
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いきなり違う話をし始めるテクニックは・・私には無理かなw

ジャンルの違う話を聞いて、自分のジャンルで「ピンとくる」感覚


慣れも必要ですので、日常でもどんどん使ってみましょう。
くまちゃんアナウンサー
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このような、
「自分の得意ジャンルで例える話し方」

ポイントは、

・ジャンルの違う話を聞いて、自分のジャンルで「ピンとくる」感覚
・相手を喜ばせたいと思うこと

この2点です。

まず、
自分の得意ジャンルでピンとくる感覚について。

そうなるためには、
もちろん知識、経験が豊富であることは大事なのですが、

それが表層的だと、
例え話も、浅くなります。

知識、経験のなかで、

自分はどう思うのか、
それってこういうこと、

という自分なりの哲学を持つこと。

その哲学が本質的であればあるほど、
どんな話題にも対応できるようになるものです。

つまり、

広く知っていることよりも、
深く悟っていることのほうが、

万能なのですね。

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広く知っていることよりも深く悟っていることの方が、万能。これは名言かも?

サービス精神は、聞く者の耳が聞き分ける


そしてこの記事のメインテーマはサービス精神です。
くまちゃんアナウンサー
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そして、
相手を喜ばせたいという気持ち。

日常生活において、

過剰なサービス、おせっかいは、
時として煙たがられたりするものですが、

面接の受け答えという状況において、
サービス精神は天下無双です。

一日に何人、何十人もの面接をする面接官にとって、

おべんちゃらでなく、話で相手を喜ばせようとしてくる受験者は、
ほとんどいないはずですから、
とても新鮮に、好感を持って受け入れられるものです。

結局は気持ちの問題か!

と、がっかりしないでください。

この喜ばせたい気持ちを含んでいるかどうかで、

同じ内容のような話でも、
響き方が全く違ってくるのです。

言葉の選択や抑揚、声色など、
気持ちがそこかしこにニュアンスとして表れることで、

聞く者の心が、
違いを聞き分けるんですね。

サービス精神は、
聞く者の耳が聞き分ける。

これも読んでみて!  口が重い人が、ペラペラと饒舌になるには

だから、

好感が持て、
無礼が許せ、
失礼が愛嬌に思える。

私が、サービス精神無双、と呼ぶのは、
そういう理由があるからです。

サービス精神溢れる話し方は、

面接のみならず、
話し手を幸せに導くスキルでもあるのです。

【当サイトの記事内容を参考に二次利用される方は、必ず出典元としてサイト名とURL「話し方のコツ、心技体 https://kumagaiakihiro.com」とご明記くださいますようお願いいたします。】
 
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面接って、自分でいっぱいいっぱいになるはずなのに、その環境でサービス精神って、どうやれば湧いてくるのかしら?

まずは面接官の顔を見てください。そしてこの人は〇〇って、何か思うといいですよ。赤の他人のままでは、サービス精神が湧きにくいですからね。
くまちゃんアナウンサー
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