「話し上手のプラスの連鎖を取り入れろ!」

「話さなくてはいけない」という義務感、心の負担が、
話し手を縛り付けている状態、

それが緊張であり、

あるいは、

話す意欲が低いのに話さなくてはいけない時の
気持ちの重さになったりするものです。

それを打破するためには、
まず、徐々に意欲を上げること。

そのために有効なのが、
話す意欲を高める要因の、結果をイメージすること。

例えば、
講演で良い話をした後の、それを聞いた人たちの笑顔・・など。

悪いことを考えないように、

と思っても、
負の連鎖は続いてしまうものですが、

良い結果をイメージすると、
それに忙しくなって、

悪い考えは、
自然に頭から追い出されてしまうものなのですね。

そして、
話す気力が生まれたら、

きちんと
声を出してコミュニケーションすること。

まずは、
相槌から始めるのが、ストレスの少ない方法です。

そのためには、

こちらから簡単な質問をして、
相手に話をしてもらって、

自分はそれに相槌を打つ。

そして、
気持ちが盛り上がる話題が巡ってきた時に、

少し言葉数を増やしていく。

これが、
前回ご紹介した、

「適度に、話を相手に任せる」話し方なんですね。

(詳しくは前回の記事を御覧ください)
kumagaiakihiro.com/2017/06/11/magazine104/

これを使えるようになると、
日々の会話がぐんと楽になるものです。

相手が誰であろうと、

何をどんなふうに話そうかと、
焦ったりすることも少なくなります。

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話すことにストレスが伴うのは、なぜか?

話すこととは、

自分が頭の中で考えていることを、
自分が思いついた言葉で表現すること、

という、
極めてエゴイスティックな側面を持つものなのですが、

それと同時に、
自分から発せられた言葉が、

自分という人間の最前線、

他の人間たち、
社会との接点となっています。

エゴイスティックな側面だけなら
ストレスも無いのでしょうが、

それは独り言に過ぎません。

人との接点であるからこそ、
ストレスが生じるのです。

では、
原稿を読み上げる様子をビデオで撮影するような状況は、

独り言だから、
ストレスが無いのでしょうか?

違いますよね。

かっこよく読んで、
しっかり伝えることを、成功させたい、

と思ってしまう以上、

それはもう、
他人、社会との接点を作ってしまっているわけですから、

独り言ではないのです。

 

意義があるからこそ、話したい。話さなくてはならない。

このように、
話すことには、
ストレスを伴う一方で、

もちろん、
人に伝わるからこそ、

得られる成果があり、
喜びがあるわけで、

それが、

話すという行為の真髄、核心で、
表裏一体になっているところなんですね。

話して、考え、理解し合い、成果を残し、
それをさらに後世に伝えることで、

人類は発展してきました。

つまり
何が言いたいかというと、

それを上手にできる人が、
人類の発展の本流に位置する人だ、ということであり、

もう少し身近な規模で考えれば、

学校や会社、地域の人間関係など、
自分を含む社会の中で、

存在感を発揮できる。

自分の存在意義を実感できるのです。

だからこそ、

話すことのストレス、プレッシャーは、
できれば打破したいわけですね。

話す時のストレスを減らす方法

話すことのストレスを
できるだけ軽くする方法。

一番は、
自分勝手になることです。

でも自分勝手な話は、
独り言も同様なのは、上記の通りですよね。

自分勝手に話せる人は、
そもそもあまりストレスを感じないかも知れません。

話すこと
=社会との接点、

そこに心の負荷を感じてしまう人がすべきこと、

それは、

「自分勝手に話せる仕組み」を、
自分で用意することです。

これによって、

話し始める壁が低くなり、
話すことへの第一歩が、格段に気楽になるのです。

そのための手段のひとつとして、

「質問を受ける」
という方法があります。

受けた質問に答えるのは、

自分の思うままに話をしつつ、
聞き手にとっても意義ある話ができる、

「話し方の救世主」です。

例えば、

「自己紹介を10分間して下さい」

と言われたら、
困ってしまいますよね。

おそらく慣れていない人なら、
3分はおろか、1分が、

とてつもなく長く感じてしまうと思います。

ところが、

「あなたへの質問を30項目用意しましたので、
好きなように答えてください。」

と言われたらどうでしょうか。

たぶん、
30項目どころか、
15項目に答えたところで、30分は経過してしまうのではないでしょうか。

ラジオ番組で、
ほぼ素人に近いような若いタレントさんでも、

ひとりで簡単に、
30分間の番組を担当できるのは、

こういう仕組みがあるからです。

 

次回に続く

「質問を促す」話し方の技術

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