アナウンサー試験と英語などの語学力について


アナウンサー就職活動時に、外国語はどの程度必要か?

ことは(アナウンサー就活生)
ことは(アナウンサー就活生)
やっぱり英語ができなくちゃ、ダメなんですかね?
特に女性は、帰国子女クラスが目白押しです。でも英語は決め手にはならないんですよ。
くまちゃんアナウンサー
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まず、

アナウンサー就職における語学力とは、
日本語と英語のことであり、

「その他の言語は、加点がもらえる程度」
に考えたほうが良いと思います。

あのオリンピック招致のスピーチで、
フランス語を披露した滝川クリステルさんでも、

ニュース番組担当時代に、
フランス語を使っているシーンは、
ほとんど見られなかったことを考えても、

英語以外の言語をアナウンサーが使う場面は、
滅多にありません。

つまり、
ニーズがない、んですね。

ただし、
キャラのひとつにはなり得ます。

例えばスペイン語が堪能なら、
陽気なラテンキャラが活きるでしょうね。

フランス語なら、
文化、芸術、セクシー、

でしょうか。

ちなみに、どんなに英語ができても、
日本語の発音が不自然なのは確実にNGです。

ことは(アナウンサー就活生)
ことは(アナウンサー就活生)
日本語オンリーなので、ちょっとホッとしました。
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英語はどの程度身に付けておくべきか?

もちろん日本語オンリーの人には、他に勝負できるものが必要なんですけどね。
くまちゃんアナウンサー
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さて、
問題は、

英語力がどのぐらい必要か、

ということでしょう。

女性アナウンサーのなかには
英語が得意な人が、ゴマンといます。

TOEICの点数や、
帰国子女であることを、ウリのひとつにして、

アナウンサーに合格する人は、
かなりの人数にのぼるのではないでしょうか?

でも、
実際にアナウンサーになって、
英語を使うことはごく稀です。

ごくたまに、
外人さんへのインタビューや、
英語っぽくナレーションしてくれ、とか、

制作スタッフに、
翻訳を頼まれたりするぐらいです。

なのになぜ、
英語が話せる女性アナウンサーが多いのか?

それはおそらく、

「何かに、使えそう」

という、
漠然とした現場の判断と、

競争率が激しいアナウンサー就職にあって、
英語力はその人のポテンシャルのひとつとして評価されていることの

表れだと思います。

何にもない人と、英語ができる人がいるなら、
英語ができるほうを、
最終面接、カメラテストまで残しておこうか、

ということですね。

ですから、英語は話せたほうが有利、
であることは、否定できません。

ことは(アナウンサー就活生)
ことは(アナウンサー就活生)
つまり英語を捨てている人は、それ以外の要素がかなり強くないとダメなんですね。

英語ができないとアナウンサーになれないのか?

やっぱり容姿と機転と、日本語力ですかね~この日本語力っていうのが一筋縄じゃないんですけどね。
くまちゃんアナウンサー
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かといって、
英語が全く話せないアナウンサーも、

これまたゴマンといます。

大事なのは、

日本語で考え、
日本語で伝えたときに、
説得力があって、魅力的なことですからね。

特に男性アナウンサーで、
英語が堪能、という人が、
極めて少ないように感じます。

繊細な言葉の使い分けや、
発音など、

日本語表現の正確さ、的確さ、こそが、
まず第一に、アナウンサーになる人に求められている、

ことは間違いないと思います。

これも読んでみて!  アナウンサー就職面接時の「個性アピールのための」事前準備

ですから、
英語が出来なくても悲観的になり過ぎず、

これなら負けない、というものを、
他に持つことを考えたほうがいい、

と思います。

ことは(アナウンサー就活生)
ことは(アナウンサー就活生)
これなら負けないっていうこと・・う~ん・・きちんと自分と向き合う必要がありますね・・

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これなら負けないっていうのは、自信を持って語れること、です。きちんと「話せる状態」に言語化しておきましょうね。
くまちゃんアナウンサー
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