話す時の「足の動きや位置」が相手に与える印象について


自分らしい体の動きはどういうものか?考えてみよう

大西祐輔(アナウンサー志望)
大西祐輔(アナウンサー志望)
話しているときの姿が人に見られることを考えると、下手な格好はできませんよね~
体全体の姿だけでなく、各部位の動きや位置にもそれぞれ、人に与える印象の原因になる要素があるんですよね。
くまちゃんアナウンサー
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人前で話すときの「全体的な、自分の見た目」について、

ポイントは
大きく分けて、5つ。

1、良い姿勢であること

2、力が入りすぎていないこと、抜けすぎていないこと

3、できるだけ相手に正対していること

4、動きを見せることを意識すること

5、「印象の良い動き」を心がけること

これまで
1~4について、お話ししてきました。

今回は、5、
「印象の良い動き」を心がけること、です。

大西祐輔(アナウンサー志望)
大西祐輔(アナウンサー志望)
そして今回は、どういう動きが印象を良くするのか?教えてもらえるというわけですね。

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印象が良い体の動きとは?

まずは、体のどの部位のどういう動きが、どのような印象を与えるかを知らなくてはいけませんね。
くまちゃんアナウンサー
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「印象が良い動き」とは、
相対的なものです。

見る人によって捉え方が違うのはもちろんのこと、

同じ人でも、
状況次第で、感じ方は変わります。

また、
同じ状況でも、
終始、一定の動きを繰り返しているのと、

ごくたまに、
アクセント的に動きを見せるのとでは、
意味も効果も全く違ってきますから、

ある動きが
絶対的に良い悪い、ということではありません。

私達は、

体の動きの性質を知り、
効果的に動くことが肝要だと思います。

では、
体の部位ごとに、考えていきます。

大西祐輔(アナウンサー志望)
大西祐輔(アナウンサー志望)
体の動きの性質、つまりどこをどんなふうに動かすと、人からはどう見られるかっていうことが、いろいろあるわけですね。

足の動きが相手に与える印象

まずは足という部位について考えていきましょう。
くまちゃんアナウンサー
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足は、その人の存在の安定感を象徴するものです。

「動けば活動的」に見えますが、

「貧乏揺すり」のように動き過ぎると、
落ち着きの無さ、
躁状態、
焦燥感、を露呈してしまいます。

また、
「ピンと直立」していれば、律儀、真面目さ、

「片足を緩める姿勢」は、リラックス、
やり過ぎると、不真面目に見えます。

歩く

舞台を広く使い、
観衆の目を動かすことで、

見ている者に、
変化や行動力、若々しさを印象づけるとともに、

見る楽しさ、
見ることへの集中力を高める効果があります。

大西祐輔(アナウンサー志望)
大西祐輔(アナウンサー志望)
新製品発表会のCEOとか、わざわざ歩きながら説明する演出がありますもんね。

足を組む

立っていて足をクロスさせる姿勢は、
モジモジしていて、内向的、
言いたいことが言えない心の葛藤のようなものが感じ取られます。

座っていて足を組むのは、リラックス、
しかし、少し横柄で生意気にも見られます。

それなりのポジションの人、
あるいは、その場の聴衆から認められている人以外は、

話す時に
足は組まないほうがいいかもしれません。

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座っている時の足の位置

座っている時に両足をピタリとつけていたり、
つま先の方向にも意識のあとが見られるのは、

端々まで神経を尖らせていて、
繊細、真面目、自分の見た目を意識している、女性らしさ。

足の位置に無頓着なら、
自由、気まま、ざっくばらん、男らしさ、
悪く言うと、ルーズ、

というような印象を与えます。

大西祐輔(アナウンサー志望)
大西祐輔(アナウンサー志望)
つま先まで意識が行き届いている人って、カッコよく見えますよね。

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踊りや茶道などの所作もそうですね。いっぽうで足を無頓着にしていても、少年っぽい感じ、などとむしろ好感を持たれる場合もあったりします。絶対的な良し悪しではない、というのはそういうことです。
くまちゃんアナウンサー
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