「自然に褒められる、褒め体質になる」

相手のテンション×緊張・弛緩を操り、
話を引き出す、というテーマで話が続いています。

前回は、
初対面の人との関係構築、

なかでも、
まず相手に口を開いてもらうことにスポットを当てた記事になりました。

初対面の人と話を弾ませる方法

人が積極的に話をしようとする意欲は、
高いテンション=精神的な高揚感が必要なのですが、

緊張で固くなった状態からテンションを上げるよりも、
リラックスからテンションを上げるほうが、

より有効ですし、
健全だと思います。

今回は、
リラックス状態を築くための、褒め方についてです。

 

褒められて怒り出す人は、少ない

初対面には挨拶がつきものです。

通り一遍の挨拶では何も生みませんので、
そのあと双方が気持よく会話が弾むような、
ポジティブな感想、褒め言葉が欲しいところなのですが、

これが難しいんですね。

多くの場合、
外見的な感想の述べ合いになるわけですが、

女性はこういうコミュニケーションが得意な人が多く、
言語を扱う脳が集団生活に適応するように出来ている、
という説もあるようです。

いっぽう、男性は、
外見の褒めどころが少ない、ということもあり、
お互い、初めて会った感想を述べ合うのが、苦手という人も多いようです。

また、
安易に表面的に人を褒めるような「軽さ」を好まない男性もいるとは思いますが、

褒められて怒り出す人の数よりも、
褒められて悪く思わない人の数のほうが圧倒的に多いのは、間違いないはず。

外見などを表面的に褒めるのは、
習慣にすることで上達できますから、意識してみるといいと思います。

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相手の良さを発見する「気づき」のコツ

相手を褒めるためには、
相手の良さを発見する、気付きが不可欠なのですが、

それが見つけられない、という悩みも
つきまとうことでしょう。

コツは、
自分の得意分野で褒めること。

得意なことなら、
気付きやすいですし、

なによりそれをきっかけに
話が広がるかもしれません。

第一、
得意でないことで褒めようとしても、
相手の良いところに気づかないかもしれませんし、

せっかく相手がその話に乗ってきたとしても、
話を振った側のこちらが、話を続けられない恐れもあります。

女性が外見を褒めるのが上手なのは、
ファッションや美容などについて、
自身も関心が高い、という要因もあると思います。

そして、
そういった、気付いて褒める習慣を、パターン化していくことで、
どんな相手に会っても自然に褒められる「体質」になっていくのだと思います。

 

質問で、相手の褒めポイントを探る

ぱっと見で
どうしても褒めるポイントが見つけられないときは、

何か質問してみる、という手があります。

相手の外見や持ち物など、
目につく範囲で質問して、

返ってきた答にポジティブに反応することで、
褒めているのと同様の効果が期待できます。

簡単な例で言うと、

「それ、珍しいデザインのスニーカーですね?」

「スニーカーを自分でデザインできるサイトで作ったんですよ。」

「すごい!センスいいですね。」

こんなイメージです。
返ってきた答にポジティブな反応をするだけで、褒め言葉になりましたよね。

本当は、外見よりも、
相手の本質を褒めたいところですが、

それは少し
様子を見てからにした方がいいと思います。

見当違いな褒め方が、
失礼に当たることもあるからです。

外見を褒めるのは、
外見という事実の裏付けがあることなのに対し、

内面については、
あくまでこちらが受けた印象と想像だけであって、
それが相手の本意とは違う可能性もあるわけですよね。

褒めることの最大の難しさは、
そこにあります。

大事なのは、
相手を喜ばせたいという、サービス精神です。

そして、

褒めることをきっかけにして、
相手との共通点を探り、話を深めていく。

そのなかで、
相手の価値観が垣間見えた時に、

それに賛同する。

価値観への賛同が、

一番自然な、
褒め上手の褒め方だと思います。

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