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「相手に、口の動きまで見せてあげようとしているか?」

話がわかりにくい人に共通する、
ひとつの話し方の特徴があります。

それは、
口の動きが見えにくい、ということです。

読唇術というものがあるように、
人は相手の口の動きを見るだけで、
だいたい何を言っているかは理解できるものです。

逆に言うと、
口の動きが見えにくい状態で話す人は、

それだけで、話を伝える重要な手段を、
ひとつ放棄しながら、話しているということにほかなりません。

例えば、

うつむき気味だったり、
相手に顔を正対させることが苦手だったり、
手で口を覆うことが多かったり。

こうなると聞き手は、
話し手の口の動きを判断することができませんから
それだけで話は、伝わりにくくなります。

 

口を動かさずに速く話せる人も要注意

それだけではありません。

このような、
相手から口が見えない状態はもちろんなのですが、

相手の顔をきちんと見て話していても、
口の動きがわかりにくいタイプの話し方もあります。

それは、
口(唇)を動かさなくてもしゃべれてしまう、
言ってみれば「腹話術」のような話し方です。

口腔内の微調整だけで話す癖のある人は、
唇をあまり動かさずに話す傾向にあり、
しかもそれが、かなり高速で話せたりするわけですね。

こういう人が、ペラペラ快調に話していると、
聞き手は、ほとんど何を言っているかわからない。

しかし話し手本人は、
自分の話が理解できない相手は馬鹿だ、ぐらいな勢いで
いい気になって話し続けているのですが、

本当は、

「相手が話を理解できないのは、
自分の口が開いていないからだ」

ということに、
まだ気づいていないのですね。

 

口の動きも相手に見せようという、心遣い

口の動きを
相手に見せることを、もっと重要視しましょう。

「音にはひとつひとつに、決まった口の形」がありますから
とにかくはっきりと大きく歯が見えるほどに
口を動かすことが大切です。

四六時中そういう話し方をしても嫌味がないぐらいになれば、
それに越したことはないのですが、

いきなりそういう話し方をすると、
ちょっと気持ち悪がられるかもしれません(笑)

要は、
聞いて欲しい言葉、聞き逃されたくないポイントが
しっかり伝われば良いのですから、

そういう局面で、
「口の動きすら相手に見せてあげる」という心遣いが必要なのですね。

ここ、ポイント

つまり、
本当に大事なのは、

自分の話し方が、
その心遣いがない、不親切な話し方だったのだということに、気づくこと。

そして
理解して欲しいからこそ、口の動きを見せてあげる。

その気持ちが、結果的に、

「明瞭で歯切れの良い発音」と、
「爽やかで好感が持てる表情」につながるのです。

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